のぉすぶろぐ

密かに関西弁増量中(^^;

良き時代は遠くなりけり

2005-08-12 | 鉄道・バス
最近の鉄道の話題からこの2題について。

・「彗星」10月で消滅
また一つ九州ブルトレが消えます。
EF66が引く「あさかぜ」などが憧れだった小さい頃の僕にとっては「彗星」は少々地味な存在でした。
でもこの列車も華やかだった九州ブルトレの一員としてその歴史を刻んできました。「さくら」「あさかぜ」が無くなり、他のブルトレも距離が縮められる中で「彗星」の廃止は近年の退潮を再び如実にした感じで九州ブルトレに憧れた頃があった僕はなんか寂しく感じます。


・長野電鉄が東急8500&小田急HiSE購入
これも驚きでしたね。東急8500系を購入したのに続いてロマンスカーも購入とは。
長電といえば、今回の譲渡車の置き換え対象になると思われる特急車2000形や既に引退しましたが地方私鉄としては画期的だったと言われる通勤車OSカーと地方私鉄ではハイレベルなオリジナル車両を昭和30年代に登場させています。
その頃は長電、富山地方鉄道など各地の中小民鉄で自社オリジナル車両を登場させた、まさに良き時代がありました。
それから時代は進み、地方民鉄を取り巻く状況はかなり悪くなって車両も大手からの譲渡が主になり、中には車両の置き換えも補助無しでは厳しい所も出ています。

もう、こんな時代では再び長電や富山地鉄がオリジナル車を世に出すのは無理なんでしょうね・・・