Blue Blue Blue

株式投資、映画鑑賞、野球観戦、読書

AWAKE

2021-01-14 22:00:00 | 映画鑑賞


プロの将棋指しを目指していた奨励会のライバルが、
数年後に最強将棋ソフト開発者と若手強豪棋士として再戦する物語。

2015年将棋電王戦FINAL第5局、阿久津主税八段 VS AWAKE戦に着想を得たそうですが、
人物像やプロセスはあくまでフィクション。

コンピュータ(AI)対人間の映画というと映像や効果音が激しいイメージですが、
本作は将棋が題材だけあって静か。
しかし男同士のプライドがぶつかり合い、緊張感に包まれながら進んでいきます。

将棋の結果の受け止め方は人それぞれだと思いますが、
自分としては、この相手はこう指せば勝つ確率が高いと分かっているのであれば、
その手を指すのは当然のことと感じました。

映画の結末は爽やかですが、ネットの情報によりますと現実はもっとドロドロしたようです。



将棋が題材の映画には「3月のライオン」があります。

「3月のライオン」よりも本作「AWAKE」の方が
駒の動きや指し手など将棋の知識が見る側に求められます。
といっても自分も子供の頃親や知り合いと指していた程度ですが。

また、「3月のライオン」は有村架純や倉科カナら女優陣の出演シーンも多く、
華やかだったイメージですが、
「AWAKE」は馬場ふみか、森矢カンナら女優陣の出演シーンはわずかで、男くさいイメージ。

吉沢亮の役は「青くて痛くて脆い」と同様、思い込みが激しく影のあるキャラクター。
2作続いたので吉沢亮自体がそういう人に見えてきます。
そう見えるということは芝居が上手ということかもしれません。



(新宿武蔵野館)


関連エントリ:
【株主優待】武蔵野興業:映画優待券(2020年9月分)

3月のライオン 前編

3月のライオン 後編

青くて痛くて脆い


監督:山田篤宏
出演:吉沢亮、若葉竜也、落合モトキ、寛一郎、馬場ふみか、川島潤哉、永岡佑、森矢カンナ、中村まこと

  

映画『AWAKE』公式サイト


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 吉野家「2021HAPPY GYU YEAR... | トップ | デジタル化する新興国 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画鑑賞」カテゴリの最新記事