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味の素がヤマキに33.4%出資、持分法適用会社に

2007-02-02 00:20:50 | お金
このニュース、味の素<2802>の株価に
どう影響するんだろう?

明日が楽しみ。


味の素がヤマキに33.4%出資、持分法適用会社に(ロイター) - goo ニュース


 [東京 1日 ロイター] 味の素<2802.T>は1日、ヤマキ(愛媛県伊予市)と資本・業務提携すると発表した。3月末までにヤマキの第三者割当増資を引き受けるとともに、一部の株式をヤマキ創業家から譲り受けることで33.4%を取得して、同社を持分法適用会社にする。取締役も派遣する。両社は、かつお節を原料とする調味料事業で相乗効果を図る。

 今回の第三者割当増資の結果、ヤマキの出資比率は、味の素が33.4%、創業家グループが56.6%、その他が10%になる予定。業務提携では、和風調味料分野において、知的財産やノウハウを相互供与するほか、原材料の共同購買・配送など提携の具体策について検討していく。記者会見した山口範雄・味の素社長は「両社とも、かつお節を事業のコア原料にしており、商品でも補完関係にある。これを有効利用する」と述べた。

 味の素によると、かつお節を原料とする家庭用調味料のマーケットは約2200億円。このうち削り節の分野で約800億円、和風だしの素の分野で約420億円、めんつゆの分野で約1000億円の事業規模がある。削り節はヤマキが「かつおパック」などで1位、和風だしは味の素が「ほんだし」などで1位、めんつゆはヤマキ「ヤマキめんつゆ」などで2位のシェアをそれぞれ持っている。

 味の素は、中期経営計画で、2006年3月期から2011年3月期までに、M&A(企業の合併・買収)資金として1000億円を確保していることを表明している。2006年1月には、仏ダノン・グループ<DANO.PA>から、香港のアモイ・フード・グループを約273億円で買収した。

 また、同年8月にギャバン<2817.Q>をTOB(株式公開買い付け)することで、発行済み株式の55.05%を約17億円で取得した。ヤマキへの資本参加もこの一環。取得金額は非公開としているが、全額自己資金で負担する。

 ヤマキは、味の素が51%出資する子会社、かつお技術研究所(静岡県焼津市)に資本参加して20%を出資する。味の素のかつお技術研究所の出資比率は、ヤマキの資本参加後も変わらない予定。

 ヤマキの2006年3月期の業績は売上高が396億円、経常利益が6億円。08年3月期以降の味の素の業績予想には、ほとんど影響がない見込み。山口社長は、出資比率の33.4%について「ヤマキへの自主独立経営を尊重するため」と述べて、現時点で株式の追加取得の意向はないことを示した。


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