きのう1/16(日)、日比谷公会堂で行われた
「マネックス証券 お客様感謝Day2011」
に参加してきました。
■第1部
基調講演 『新春マーケット展望』
フジマキ・ジャパン 代表取締役 藤巻 健史氏
日本の累積赤字が944兆円(今年3月末時点予測)、来年度予算でも44兆円の赤字。
日本の財政は破綻しており、この借金を後世に残さないためには、
ハイパーインフレしかない。
国債入札の未達をきっかけに、債券・株・円が大暴落するが、
これを乗り越えるとインフレが起こり国の借金は事実上解消。
インフレになれば地価・株価も上がるので、
土地・株は持っていてよい。
乗り越えるまでは保険として外貨を持っておきなさい、オススメは米国株。
・・・だそうです。
藤巻氏は前からインフレ・円安・株高を主張してます。
そこは一貫しているのですが、ここ数年市場は逆方向。
藤巻氏の主張どおりになるまで、我慢しきれるか。。。
■第2部
パネルディスカッション『2011年経済・日本市場・為替相場展望』
4人のパネリストの意見が一致していた訳ではないですが、
総じて円安・株高、債券・商品は中立。
4人の予想レンジは、
年末のドル/円が90~100円、ユーロ/円が105円~130円。
日本株が6月に11,500円~14,500円、年末に12,000円~13,500円。
米長期金利は4%台、NYダウが13,000ドル。
新興国の成長は続くが、大きく推奨するパネリストはいませんでした。
昨年のこのコーナーでも日本株は上昇余地あり、為替は円安ドル高
って言ってたんですよね。
・・・そうはならなかったですけど。
各パネリストの予想をメモったのですが、
外れたら悪いので公開しません。
■第3部
スペシャル対談『日本の未来とこれからの投資~新春年男対談』
東京大学大学院 経済学研究科 教授 伊藤 元重氏
マネックス証券 代表取締役社長CEO 松本 大
日本の財政状態は悪いが、藤巻氏の主張することまでは起こらないだろう。
今後の方向性として
・グローバル化の進展
・過剰供給解消のための産業再編本格化
・介護・医療・環境分野の供給不足解消のための増税
が考えられる。
グローバル化に関して、日本は農業の保護をなくしていく必要がある。
現在の農業保護も、農業そのものではなく、農協などの関係者の保護に
なってしまっている。
日銀はもっとお金を回しましょう。
とのこと。
マクロな話題が中心でした。
今年は寝ずにセミナーに集中しました。
昨年は「ディストレスト投資」の話のときに寝たんですけど。
会場使用料と講演料はそれなりにかかっているはずですが、
無料招待です。
マネックスさんありがとう。
昨年は大前研一氏(と門倉貴史氏)、今年は藤巻氏と伊藤氏と豪華ゲストです。
来年もやるとして、ゲストで彼らに匹敵する人っているんでしょうか?
お客様感謝Day2011-マネックス証券
「マネックス証券 お客様感謝Day2011」
に参加してきました。
■第1部
基調講演 『新春マーケット展望』
フジマキ・ジャパン 代表取締役 藤巻 健史氏
日本の累積赤字が944兆円(今年3月末時点予測)、来年度予算でも44兆円の赤字。
日本の財政は破綻しており、この借金を後世に残さないためには、
ハイパーインフレしかない。
国債入札の未達をきっかけに、債券・株・円が大暴落するが、
これを乗り越えるとインフレが起こり国の借金は事実上解消。
インフレになれば地価・株価も上がるので、
土地・株は持っていてよい。
乗り越えるまでは保険として外貨を持っておきなさい、オススメは米国株。
・・・だそうです。
藤巻氏は前からインフレ・円安・株高を主張してます。
そこは一貫しているのですが、ここ数年市場は逆方向。
藤巻氏の主張どおりになるまで、我慢しきれるか。。。
■第2部
パネルディスカッション『2011年経済・日本市場・為替相場展望』
4人のパネリストの意見が一致していた訳ではないですが、
総じて円安・株高、債券・商品は中立。
4人の予想レンジは、
年末のドル/円が90~100円、ユーロ/円が105円~130円。
日本株が6月に11,500円~14,500円、年末に12,000円~13,500円。
米長期金利は4%台、NYダウが13,000ドル。
新興国の成長は続くが、大きく推奨するパネリストはいませんでした。
昨年のこのコーナーでも日本株は上昇余地あり、為替は円安ドル高
って言ってたんですよね。
・・・そうはならなかったですけど。
各パネリストの予想をメモったのですが、
外れたら悪いので公開しません。
■第3部
スペシャル対談『日本の未来とこれからの投資~新春年男対談』
東京大学大学院 経済学研究科 教授 伊藤 元重氏
マネックス証券 代表取締役社長CEO 松本 大
日本の財政状態は悪いが、藤巻氏の主張することまでは起こらないだろう。
今後の方向性として
・グローバル化の進展
・過剰供給解消のための産業再編本格化
・介護・医療・環境分野の供給不足解消のための増税
が考えられる。
グローバル化に関して、日本は農業の保護をなくしていく必要がある。
現在の農業保護も、農業そのものではなく、農協などの関係者の保護に
なってしまっている。
日銀はもっとお金を回しましょう。
とのこと。
マクロな話題が中心でした。
今年は寝ずにセミナーに集中しました。
昨年は「ディストレスト投資」の話のときに寝たんですけど。
会場使用料と講演料はそれなりにかかっているはずですが、
無料招待です。
マネックスさんありがとう。
昨年は大前研一氏(と門倉貴史氏)、今年は藤巻氏と伊藤氏と豪華ゲストです。
来年もやるとして、ゲストで彼らに匹敵する人っているんでしょうか?
お客様感謝Day2011-マネックス証券