◆白金台の正規時計専門店・ビジューワタナベ◆

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2014年バーゼル新作 エドックス「ハイドロサブ復刻盤」限定モデルのご紹介です! 

2014年10月30日 22時07分43秒 | 日記
明日はハロウィン。
弊店でもお菓子を用意し子供たちに振る舞います。

ハロウィンとは日本で言う収穫祭のようです。カトリックの伝統的なお祭りで、11月1日が万聖節つまり諸聖人の日とし、その前夜は諸聖人の日「All Hallows」のeveということでHallowseve→Halloweenと呼ばれるようになったそうです。

その昔、1年の終りが10月31日で、この夜は死者の霊が家族を訪ねたり精霊や魔女が出てくると信じられていました。そして、これらから身を守るために仮面を被り、魔除けの焚き火を焚いていたそうです。

ハロウィーンの象徴でもあるかぼちゃは本当は切り株だったようです。いつの間にかそれがかぼちゃに変わり、それをくりぬいた中に蝋燭を立ててランタンを作る。それを持って魔女やお化けに仮装した子供達が近くの家を1軒ずつ訪ねては「トリック・オア・トリート(Trick or treat. ご馳走をくれないとイタズラするよ)」と唱える。お菓子がもらえなかった場合は報復のイタズラをしてもよい。こんな伝統が儀式として続いているそうです。(ウィキペディア参照)




さて、前置きが長くなりましたが、今日は2014年バーゼルフェア発表で大きな反響があった新作が入荷してきましたので、そのご案内です。

この新作は、1965年に発表されたエドックス・ハイドロサブの画期的防水システムをベースに、現代の技術を融合して復刻させたオフィシャルウォッチです。
テンションリングと衝撃吸収機構のガスケット、特殊なリューズ機構を採用した革新的技術により、ハイドロサブは当時としては驚異的な500m防水を実現しました。エドックスは、高い防水性能を誇る防水時計のパイオニアブランドなのです。



そして、極寒の地、北極でのミッションのため、ハイドロサブは過酷な環境下にも耐えうる腕時計”ハイドロサブ ノースポール リミテッドエディション”として蘇ったのです。



ケースバックにはそれを記念し、北極から見た世界地図のエングレービングが施させています。



極寒の地ではリューズガードも凍りついてしまうため、スムーズな操作ができるようリューズガードが上下にスライドするよう考えられているのです。



限定ボックス内には、耐水加工をしたオレンジ色のレザーストラップと自分で交換ができるよう工具もセットされています。

世界限定350本ですが、日本への割り当てはそれほど多くはありません。
国内最初の入荷ですが、メディアに露出する頃には売り切れが常ですから、決断はお早目に!





品番:80201-3BUO-BU
ファンクション:自動巻き、時針、分針、秒針、日付
キャリバー:Edox07(クロノメーターCOSC保証)
ケース径:46mm(リューズプロテクション含め49 mm)
ケース素材:316Lステンレススティール クッションケース
ケースバック:北極から見た世界地図のエングレービング
ダイアル:ブルー、オレンジのインデックス
ベゼル:オレンジのマスターロック(可動式リューズプロテクション)ベゼルで上下に移動
防水:50気圧(500m防水)
ガラス:耐傷性に優れた無反射コーティングのサファイア クリスタル
コレクターズボックス:オレンジの耐水加工レザーストラップが付属で付きます。ブレスレットを交換するための工具もセット
価格:¥350,000+税別
世界限定350本


マニファクチュールキャンペーンを開催しています!

2014年10月22日 19時29分44秒 | 日記
フレデリック・コンスタント「2014年バーゼル新作 ハートビートマニファクチュール」の続編です。

その前に大変大事なことを忘れていました。
10月15日(水曜)~11月14日(金曜)の期間、マニファクチュールキャンペーンを開催しています。
期間中マニファクチュールモデルをご購入のお客様にもれなく5色のクロコストラップ(35,000円相当)の中からお好きなカラーのストラップをもう1本プレゼントされますので、時計の購入をお考えでしたら今がチャンスですよ。
のちほどご紹介しますが、マニファクチュールモデルは275,000円+税から揃っています。
クラシカルであきのこないデザインはご結婚の記念や結納返しとしてもベストな選択でしょう。
 大事なお知らせでした。




さて、今日は「2014年バーゼルフェア新作 ハートビートマニファクチュール」についてお話しします。
スイスの伝統的なデザインを踏襲したクラシカルなこの時計は、一部の雲上ブランドを別にすれば今ではフレデリック・コンスタントの顔と言ってもよいかもしれません。
今年の新作も文字盤のデザインだけを見れば、従来のデザインと比較し9時位置に24時間計が追加されているに過ぎないようにお思いかもしれませんが、実は大変重要な改良がなされているのです。



その最大の特徴は今まで唯一トゥールビヨンだけに使用されていたシリシウム(シリコン)素材をこのモデルにも採用したことです。
ブルーのガンギ車がご覧いただけると思うのですが、新しいハートビートマニファクチュールはシリコン製のガンギ車・アンクル・振り座・振り石を使うことにより今までの機械式時計の弱点を克服する革新的なムーブメントと言ってもよいでしょう。

何が革新的かというと、従来のムーブメントは常に歯車同士が噛み合い、その摩擦を軽減するために潤滑油が必要不可欠でした。
そのため、時間の経過とともに潤滑油が乾燥したり粘ったりしてムーブメントが汚れ精度を落とす大きな原因となり、2~3年に1度のオーバーホールが奨励されてきたのです。

ところが、シリシウム(シリコン)素材は軽量で摩耗がほとんどないため潤滑油が不要となったのです。
低摩擦のためエネルギーの消耗も少なく、結果としてエネルギー効率を格段に向上させる、機械式時計にとっての革新的な技術だったのです。

オーバーホールは、特に機械式の時計では時間とコストがばかになりません。
時計は生涯に渡って長く使うものです。そんな意味でもこの違いは大きいですね。

ちなみに、シリシウム素材を使用した時計ブランドはほんのごくわずか。
それもうん百万円もする超高級時計ブランドのみです。

恐るべし、フレデリック・コンスタントの技術力!!




また紙面がいっぱいになってしまいました。
次回は、マニファクチュールにしてシンプルな買いやすい価格帯のシリーズをご案内しましょう。


ご紹介の写真掲載「2014年新作 ハートビートマニファクチュール」

ムーヴメント:FC-945(自社ムーヴメント)自動巻き
シリシウム製ガンキ車・アンクル・振り座・振り石
パワーリザーブ42時間
コートドジュネーブ&ペルラージュ装飾
機能:ムーンフェイズ ハートビート 時、分、24時間計
   ポインターデイト
ケース:ステンレススティール
サイズ:42mm
防水:5気圧
ガラス:サファイアクリスタル
ダイアル:シルバー ギョーシェ&コートドジュネーブ装飾
ストラップ:アリゲーターストラップ

定価:740,000円+税

シリコンガンギ車を使った新作フレデリック・コンスタント「ハートビート マニファクチュール」

2014年10月21日 19時00分22秒 | 日記
10月も後半に入り年賀状印刷の予約が始まったりと、今年も残り少なくなってきました。
今頃が一番過ごしやすい時期ですね。

さて、本日は今年のバーゼルフェアで発表されたフレデリック・コンスタントの新作をご紹介します。



フレデリック・コンスタントがマニファクチュールブランドとなってはや10年になります。
ご存知かと思われますが、「マニファクチュール」とはムーブメントから自社で一貫製造することです。

何百もある時計ブランドでそれができるのはごく一部の高級ブランドに限られているのが実情です。
フレデリック・コンスタントと言えば【ハートビート】、そして機械式で10万円台~20万円台前半のイメージがあるブランドかもしれません。

確かにその昔、機械式のリーズナブルな時計ブランドだったもしれません。
でもこの10年の目覚ましい進化は目を見張るものがあります。
自社製ムーブメントのトゥールビヨンの発表に始まり、マニファクチュールシリーズとして自社製ムーブメントを搭載したモデルを次々に発表できる時計ブランドとしての確固とした力とその今後が楽しみです。



ほとんどの有名時計ブランドはムーブメントの原形(エボシュ)を購入し、そこに少し手を加えるのがせいぜいでしょう。
ではどうしてマニファクチュールにこだわるのか?
もちろんエタ問題(ムーブメントの供給)も大きく影響しているのですが、腕時計は長く使うもの。
場合によっては人間の寿命と同じほど生き続けます。
ムーブメントの供給や製造を外注に頼った場合、10年後、20年後のアフターサービスはかなり不透明なものとなってしまうでしょう。



先ほども触れましたが、フレデリック・コンスタントと言えば【ハートビート】。
ムーブメントの心臓部(heart)にあたるテンプの鼓動(beat)を見せることにより、機械式の醍醐味を味わっていただこうとするアイデアです。
今ではテンプを見せる時計も数々出ています。
ハートビートは某Zのお家芸と勘違いしている方も多いかと思われますが、実は1994年にフレデリック・コンスタントが世界初のオープンダイヤル【ハートビート】を発表しているのです。



12時位置上にGENEVEの文字が刻まれているのがご覧いただけますか?
時計に詳しい人でも見落としている部分なのですが、このジュネーブの文字には重みがあるのです。
実は、時計の組み立て検品および製造の50%以上をジュネーブ市内で行わなければいけないという規定と厳正な管理下の元、初めて可能になる表示であり、クオリティへのこだわりをもっているブランドの証明でもあるのです。

ところで、肝心な今年のハートビート・マニファクチュール新作(写真でご覧いただいています)についてのさらにすごい技術をお話ししたいのですが、ちょっと文章が長くなってしまいましたのでその内容は次回でじっくりお話しさせていただきます。

ミッレ・ミリア 2014

2014年10月17日 18時37分59秒 | 日記
晴天の今日、オールドカーのレース「ラ・フェスタ ミッレ・ミリア2014」が4日間の予定で開催されました。
1997年より始まり今年で18回目となる恒例のイベントです。
通行証をいただきましたので明治神宮まで出向いてきました。



明治神宮をスタートし、群馬⇒湯沢⇒上越⇒長野⇒嬬恋村⇒軽井沢⇒富士河口湖⇒御殿場⇒箱根⇒伊豆スカイライン⇒熱海⇒藤沢⇒横須賀⇒横浜⇒原宿・明治神宮 の4日間の長旅です。
オールドカーレースは早さを競う競技ではなく、区間ごと指定された時間にいかに正確に走破するかを競うレースです。



よく知らなかったのですが、明治神宮で旅の安全を祈願しスタートするのが習わしだそうで、原宿・表参道口寄りの神宮入口がスタート地点です。
代々木方面に明治神宮の駐車場があり、朝9時ごろには全車揃います。
オーナーの愛情がめいっぱい注がれ、丁寧に磨き上げられたオールドカー達は絶景です。



今年は119車両のオールドカーが参加していました。
古い車は1924年製のベントレーに始まり、最も新しいものでも1962年制と、人間でいうなら老体に鞭打ったレースです。



ゼッケン番号は数字が若くなればなるほど古くなります。
ちなみに、上の車は一番古い1924年製のベントレーかと思います。

オールドカーは圧倒的にイタリア車が多く、ドイツ車はほとんど見かけなかったのは意外でしたが。



普段、車を使うこともなくさほど興味を持っていなかった私ですが、どの車にも流れるような優しい曲面美と一つ一つ手で丹念に仕上げられた妥協を許さないオールドカー達に無意識のうちに引き込まれてしまうのでした。





このレースには有名人も多数参加され、堺正章さんや近藤真彦さん、ダカーリの篠塚建次郎さんなどもお見かけしました。





オールドカーのレース「ミッレ・ミリア」は、ヨーロッパではショパールが、日本では今年よりテラ・チェロ・マーレがスポンサーになっています。


ユンハンス 2014年新作「マイスターテレメーター」のご紹介です

2014年10月02日 19時59分58秒 | 日記
10月に入りにわかに秋めいてきましたね。
今までクールビズのノーネクタイに慣れてしまったせいか、スーツにネクタイはちょっと窮屈な感じがします。
行楽の秋、四季の変化が最も美しいはずの山々も時には牙をむくのですね。
子供の頃に聞いた〝木曾の中乗さん~、木曾の御嶽山は~・・”の歌は今でも鼻歌で口ずさめます。
年がばれてしまいますが。
私の記憶の中では、紅葉が美しい穏やかな山のイメージしかなかったのに。

さて、本日のご紹介は今年のバーゼルフェア発表の新作、ユンハンス「マイスターテレメーター」です。



1951年に発表された、タキメーターとテレメーター両方の計器を備えたユンハンスの歴史的クロノグラフの復刻モデルです。
その特徴は、タキメーターとテレメーターの2つの計器を左右対称に配置することにありました。
そのために開発されたムーブメントが自動巻きキャリバーJ880.3です。



1950年代前半は手巻き式が全盛で、自動巻き自体がまだ少ない時代だったかと。
今でこそドイツブランド「ユンハンス」はメジャーではありませんが、その全盛期には3,000人以上の従業員を抱えるヨーロッパ屈指のブランドだったのです。
その時代にこんな自動巻き時計を発表できたのは、まさに当時のユンハンスのブランド力・開発力を窺うことができます。



最近の時計は機能以上に大ぶりで角ばった、まるでロボットが設計したようなものが多すぎるのは気になります。昔はコンピューターでデザインすることもなく、人の手で描き色を付けていきました。
人が本来持っていた、求めていた、感性は機械では表現できないのは言うまでもありません。



1950年~1960年台はヨーロッパ、特にスイス時計の黄金期で、そのフォルムは優しいほどの丸みと美しさがあり、ほっとする時計です。
良き時代の復刻版。こんな雰囲気のある時計はアンティーク意外にありませんね。




   
型番: 027 3380 00
ムーブメント: 自動巻き キャリバーJ880.3
ケース素材 ステンレス
ケース直径・40.8 mm
ケース厚:12.6mm
防水:3気圧
ストラップ: カーフ ベルトタイプ
風防素材: SICRALANコーティングにより強化され、透明度を増したドーム型プレキシガラス風防
メーカー保証 2年間
価格:328,000円+税