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春日部市立備後小学校の公式ブログです。
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今年度も、やったり踊りを観に行く。

2014-07-23 10:34:47 | 地域行事


7月19日(土)
昨年度に引き続き、備後小の学区である大畑地区でおこなわれた「やったり踊り」を校長先生をはじめとした多数の先生方で観に行ってきました。
(昨年度の様子はコチラから)

「やったり踊り」は、埼玉県の無形民俗文化財に指定されている江戸時代から続く伝統的で由緒ある踊りだそうです。
江戸時代、大畑村と備後村で不毛な土地の押し付け合いがあり、その土地をどちらが所有するかの勝負を相撲でおこない、勝った大畑村の人々が「ヤッタリナー!」「ヤッタリナー!」とはやし立てたのが始まりだとか。

しかし、この日は、埼玉県内に大雨洪水警報が出るほどの大雨。
中止か…?ということも頭によぎりましたが、雨の中の開催となりました。








大畑地区にある「西光寺」から「大畑香取神社」まで「練りこみ」という踊りを踊りながら歩いていきました。























気が付けば、長らく降り続いた雨も止んでいました。
夏の始まりの暑さと、雨に濡れた道路と反対車線を行き交う車のヘッドライトが、何処か練りこみを幻想的な風景にさせます。







大畑香取神社に到着です。
ここに写っている「布都魂」(布都御魂・ふつのみたま)は、神話に出てくる霊剣のことで、「ふつ」は、物を断ち切る音を表すそうです。
これを御神体として祭っている神社が昔でいう備前(岡山県)にある石上布都魂神社だそうで、様々な経緯、由来を経て、ここにも祭られているようです。
「備前」と聞くと、以前にもご紹介した3年生の校外学習でも訪れた「備後須賀神社」 (備後須賀神社の昨年度の初午大祭の様子はコチラ)も、備後(広島県)からの由来があるみたいですから、この辺りの地区は中国地方に何らかしかの縁があるのかなと勝手に思ってみたりもします。
垣間見える歴史に人や地域の繋がりとロマンを感じ、歴史好きな人にとっては興味深いところでしょうか。
話が少しズレてしまいました。

























































中学生までの「小若」と高校生以上の「若衆」が交互に奉納の踊りを踊っていきます。
すっかり晴れた夏の初めの夜にこちらもまた幻想的な風景。
備後小の子供たちも普段とはまた違う一面を見せてくれました。
昨年度も思いましたが、やっぱりこういった伝統的行事は良いものですね。
子供たちも頑張っていました。
「やったり踊り」の関係者の皆様、今年度も観させていただき、ありがとうございました。

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