本日、「平成２６年度 学級担任のための特別支援教育授業研究会」の授業研究会並びに研究協議会が開催されました。
立教大学現代心理学部教授の大石幸二先生を指導者としてお招きし、春日部市教育相談センター所長の金井さち子先生をはじめとした教育委員会の先生方や市内の各学校から多くの先生方が観に来てくださいました。
研究主題の「ユニバーサルデザインの視点をふまえた体育の授業」に沿って、今回の授業研究会の担当となった備後小では、３年２組が研究授業をおこないました。
痛みなどの恐怖が伴いやすく、苦手意識がある児童が多い「跳び箱」
そんな児童に対して、実態と段階に応じた様々なスモールステップの場と明確な活動内容、みんなで協力しながら「できた！」という喜びを味あわせてあげる授業を展開していきました。
子供たちも、その流れにのり、苦手意識のある子は、果敢に技にチャレンジし、得意な子は、更に技をマスターしていくことができ、「できた！」という喜びを笑顔で表現し、噛みしめることができたようです。
その後の研究協議会では、子供たちに「できた！」という喜びを与えるための広い視野に渡った大石先生のご講義や、来ていただいた先生方からの活発な意見交換などがあったようで、熱心な研究協議となった模様です。
この度、指導者としてお越しいただいた大石先生、御多用の中での御指導、ありがとうございました。
また、金井所長をはじめとした教育委員会の方々、市内各校の先生方も御多用の中、御参観と御協力、ありがとうございました。
研究授業をおこなった先生、お疲れ様でした。
大勢の先生方が見つめる中で、一生懸命に跳び箱に打ち込んだ児童のみんなもよくがんばりました。
