ポガチャル一人でユンボヴィズマ全員を倒しちまった！

なんてことだ。

このパリの前日に設定された個人TT。ポガチャルが57秒の差を逆転し、総合優勝しちまった！！　ファンアールト、デュムランをまくり、ステージも優勝。山岳賞も取ってヤングライダーも取って実に三冠王。お見事。

早々に重要なアシストはリタイヤし、ずーっと孤軍奮闘で20日間戦ってきた。一度は1分半近くタイムを落としながらも這い上がってきた。

一方のログリッチ、ユンボヴィズマは盤石な試合運びでマイヨジョーヌを維持。チーム全員が、マイヨジョーヌのために走っていることが伝わる、そんな毎日だった。

しかしながら、チームで戦ってきたログリッチと、ほとんど一人で戦ってきたポガチャル。最後の戦いが個人TTだった、ということで、個人の強さと執念に差があったのだろうか。

昨年のアラフィリップのTTにも驚いたけれど、今年のTTは見ながら声をあげてしまったくらいだ。個人TTはほんとに面白い。

いやー、起きてて良かった。とんでもないレースを生で見ることができた。こんなドラマが待ってるだなんて！