ツールドフランス2020 18日目はイネオスが主役

サガンのマイヨヴェールは黄信号、キンタナのマイヨジョーヌは赤信号となったツール。ベルナルのリタイヤもあり、大勢はほぼ見えてきた。

ログリッチのマイヨジョーヌのために、ユンボヴィズマは冒険せず、また他の賞やステージ優勝の誘惑を断ち切り、総合のみにこだわる走りを見せる。

そんな中、面白いのはステージ優勝争い。ユンボヴィズマが総合に集中し、ある程度の逃げを容認しているからこそのレース展開。ヒルシのようなニューヒーローも誕生した。

今日は18日目。コースの風景は抜群にいい。こんなところ、走ったら気持ちいいだろうなぁ。いいなぁ。

そして18日目。ヒルシの落車を冷静に反応したイネオスの2人。やはり底力はすごい。ベルナルのアシストから解かれた2人は一気に山岳賞ジャージとステージ優勝をかっさらっていった。これでイネオスの存在感は示せたか。最後の1キロはまさしくウイニングラン。ステージ優勝を狙った瞬間取りにいける。すごいや。

さぁ、あとは個人TT。途中登りも含むTTでは、色々な順位が変わりそうだ。

残りわずかなツールドフランス。最後まで楽しみたい。