テイラー・スウィフト歓喜！のビデオ CMAアワード２００９ エンターテイナー賞ノミネート

　　★★テイラーがエンターテイナー賞のウィナーに！結果はコチラでご覧ください★★

　先日のＣＭＡアワード(CMA Awards)２００９ノミネートで、テイラー・スウィフトが、女性ボーカルだけでなく、エンターテイナー賞にもノミネートされました。そして、"Love Story"のビデオ賞とアルバム賞で４部門。

　熱心なファンに方々は、既にご覧になったかもしれませんが、テイラーがノミネートを発表した番組「Good Morning America」を見て、自身のノミネートに歓喜する、面白いホーム・ビデオが公開されています。特に、エンターテイナー賞で自分の名前が呼ばれた時の喜びようは尋常ではありません。この賞の重さが良くわかります。当然、彼女も可能性は感じていた様子ですね。そうそうエンターテイナー賞は取れるチャンスはないでしょうから、今年は取りたい・・・・と。

　　　



　傍らのお母さんと２人で抱き合ったり、お父さんに電話する映像には、テイラーが「家族」を大切にするカントリー・アーティストである事が表現されています。

　今年の受賞対象期間である、２００８年８月～２００９年７月までの間で、５人の中で誰が一番多くの人を楽しませたかを、至極冷静に考えると、答えは自然に出るように思います。ただ、シングル賞でテイラーの"Love Story"がノミネートされていない事は注目です。ソング賞ではないので、売れていればノミネートされて良いはずです。ここにカントリー・フィールドの、”バランス感覚”が現れているように、私は感じました。

　ただ、ケニーチェズニーが４回連続でウィナーになっている事を考えると、そろそろ違う人に・・・と言う空気もあるでしょう。ジョージ・ストレイト、キース・アーバンも受賞済みだし。順番から言うと、ブラッド・ペイズリー。しかし、ＣＭＡアワードがきらびやかなティーンエイジャーの受賞で締めくくられる、ドラマティックな絵を見てみたいのも確か。ＣＭＡ会員の総意がどのような結論を導くか、とても興味深いです。


　拝啓　ＮＨＫ-ＢＳプロデュサー様。

　アメリカで最も多くの人が見る音楽アワード賞であるＣＭＡアワードでテイラー・スウィフトが頂点に立てば、いまだ混迷するアメリカにおいて、社会経済的にも、そして社会政治的にも影響力が大きく、ミドル・アメリカの人々の心に光をあてる歴史的な転換点になる可能性があります。そのショーのラストで展開されるであろう映像のインパクトは、グラミーはもちろん、アメリカン・ミュージック・アワードでは得られるものではありません。それは、ケネディ亡き後の喪失感をビートルズが埋めたアノ時のように、マイケルを失った大きな穴にテイラーが収まる瞬間になるかもしれません。なかなかカントリー・サイドからのアプローチに対してお応えいただいていないようですが、改めてＣＭＡアワードのＢＳ放送を強く推奨いたします。