11月11日、ナッシュビルにて第43回CMAアワード2009の授賞式が行われました。注目のエンターテイナー賞は 19歳のテイラー・スウィフトが受賞!!!でした。彼女はノミネート部門で全て受賞です。テイラーの受賞以外にも、今回のCMAアワードの結果は、”Change”を感じさせるものとなりました。
一つはダリアス・ラッカーの新人賞。ロックからのインベイダー(しかもアフロ・アメリカン)がカントリー・アーティストとして認められたのです。そして、グループ部門で遂にラスカル・フラッツが受賞を逃し、レディー・アンテベラムが獲得しました。レディAは凄い成長。
エンターテイナー賞について、CMT.comのチェット・フリッポ氏曰く、ケニー・チェズニーとテイラー・スウィフトの一騎打ちであり、おそらくテイラーが(懸念材料はいろいろあるものの)獲るだろうが、どちらが勝っても議論になるだろう、と予測していました。CMT.comのファン投票ではブラッド・ペイズリーがトップだったし、私もカントリー・フィールドのバランス感覚(つまり、保守的なそれ)が働くかな・・・って思ってました。CMAアワードは、人気投票ではなく、業界人が認めた実力者が受賞するものとされています。しかし、カントリー・フィールドはテイラーを選びました。おそらく、アメリカを支配する”Change”の風潮にならったのでしょう。”保守的”と批判されるのを、避けようとしたのかもしれません。
そして、すっかり年末恒例となったNHK-FMでのCMAアワード放送。今年は例年の2時間から3時間に拡大!らしいです。さらに、番組のコメンテイターで、当ブログにも随時情報をいただいているCMAメンバー松田武久さんが、今回はアワード・ショー会場に乗り込まれた事も嬉しい話題。ホットなショーの雰囲気を、臨場感あふれる解説で伝えてくれることと思います!
※ノミネート・アーティストはコチラにリストアップしています
※CMAについては、コチラで解説しています
●Entertainer of the Year (エンターテイナー賞)
Taylor Swift
「この瞬間は、これまで私が求め続けていたものでした」そして彼女は、ツアーバンドを全員ステージに上げ、みなの名前を紹介しました。「今年、私は彼らと一緒に毎晩ツアーをし続けました。そしてショーに来てくれたファンの皆さんのおかげで、この賞をいただけたのです。この瞬間に有難う!」
●Female Vocalist of the Year (女性ボーカリスト賞)
Taylor Swift
「リーバ・マッキンタイアとフェイス・ヒルに感謝します。そして今夜ここにいる皆さんに感謝したいです」
そして何と、キャリー・アンダーウッドが無冠となりました。
●Male Vocalist of the Year (男性ボーカリスト賞)
Brad Paisley
●New Artist of the Year (新人賞)
Darius Rucker
●Musical Event of the Year (イベント賞)
"Start a Band"
Brad Paisley (duet with Keith Urban)
●Vocal Group of the Year (ボーカル・グループ賞)
Lady Antebellum
●Vocal Duo of the Year (ボーカル・デュオ賞)
Sugarland
ジェニファー・ネトルズが「今年は絶対に受賞できると思ってなかったわ」と語り、ブルックス&ダンをステージに招きました。そして「貴方達が私達に、そしてカントリー・ミュージックにしてくれた事に感謝します。貴方達と同じカテゴリーにいる事を誇りに思うわ」と、既に解散を表明している彼らをねぎらったのです。
●Single of the Year (シングル賞)
(アーティストとプロデューサーへの賞)
"I Run to You"
Lady Antebellum
Producers: Victoria Shaw and Paul Worley
●Album of the Year (アルバム賞)
(アーティストとプロデューサーへの賞)
Fearless
Taylor Swift
Producers: Nathan Chapman and Taylor Swift
「これは私の日記。そしてこのアルバムに投票してくれた人にとってもそうでしょう。私に日記に投票してくれて有難う」
●Song of the Year (楽曲賞)
(ソングライターと出版社への賞)
"In Color"
Songwriters: Jamey Johnson, Lee Thomas Miller and James Otto
●Music Video of the Year (ビデオ賞)
(アーティストと監督への賞)
"Love Story"
Taylor Swift
Director: Trey Fanjoy
●Musician of the Year (スタジオミュージシャン賞)
Mac McAnally -- guitar
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音もリズムも歌詞も声も外見もパフォーマンスもExcellent!
でもそれだけではないTaylorの魅力、人柄や態度も含めて、Taylorは賞賛されるべきアーティストだと思います!
bigbirdさん
私もbigbirdさんには感謝していますよ。
どのサイトよりも気に入っています。
これからも宜しくお願いします。
高柳さん
私もholiday collection購入しました!
1曲目からハマりました!
Taylorはカバーもいけるんだ~と感じました。
fifteenのシングルカットは買わない予定ですが、ミュージッククリップは見ました。
親友のAbigailも出ていて、綺麗な世界観が楽しめました。