ダイアリー・オブ・カントリーミュージック・ライフ

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2009年 CMAアワード -CMA Awards- 受賞者発表! ~テイラースウィフトに最高の栄誉

2009-11-12 | アワード受賞・カントリー全般

 11月11日、ナッシュビルにて第43回CMAアワード2009の授賞式が行われました。注目のエンターテイナー賞は 19歳のテイラー・スウィフトが受賞!!!でした。彼女はノミネート部門で全て受賞です。テイラーの受賞以外にも、今回のCMAアワードの結果は、”Change”を感じさせるものとなりました。

 一つはダリアス・ラッカーの新人賞。ロックからのインベイダー(しかもアフロ・アメリカン)がカントリー・アーティストとして認められたのです。そして、グループ部門で遂にラスカル・フラッツが受賞を逃し、レディー・アンテベラムが獲得しました。レディAは凄い成長。

 エンターテイナー賞について、CMT.comのチェット・フリッポ氏曰く、ケニー・チェズニーとテイラー・スウィフトの一騎打ちであり、おそらくテイラーが(懸念材料はいろいろあるものの)獲るだろうが、どちらが勝っても議論になるだろう、と予測していました。CMT.comのファン投票ではブラッド・ペイズリーがトップだったし、私もカントリー・フィールドのバランス感覚(つまり、保守的なそれ)が働くかな・・・って思ってました。CMAアワードは、人気投票ではなく、業界人が認めた実力者が受賞するものとされています。しかし、カントリー・フィールドはテイラーを選びました。おそらく、アメリカを支配する”Change”の風潮にならったのでしょう。”保守的”と批判されるのを、避けようとしたのかもしれません。


 そして、すっかり年末恒例となったNHK-FMでのCMAアワード放送。今年は例年の2時間から3時間に拡大!らしいです。さらに、番組のコメンテイターで、当ブログにも随時情報をいただいているCMAメンバー松田武久さんが、今回はアワード・ショー会場に乗り込まれた事も嬉しい話題。ホットなショーの雰囲気を、臨場感あふれる解説で伝えてくれることと思います!

 ※ノミネート・アーティストはコチラにリストアップしています
 ※CMAについては、コチラで解説しています


●Entertainer of the Year (エンターテイナー賞)

Taylor Swift

 「この瞬間は、これまで私が求め続けていたものでした」そして彼女は、ツアーバンドを全員ステージに上げ、みなの名前を紹介しました。「今年、私は彼らと一緒に毎晩ツアーをし続けました。そしてショーに来てくれたファンの皆さんのおかげで、この賞をいただけたのです。この瞬間に有難う!」

●Female Vocalist of the Year (女性ボーカリスト賞)

Taylor Swift

 「リーバ・マッキンタイアとフェイス・ヒルに感謝します。そして今夜ここにいる皆さんに感謝したいです」

 そして何と、キャリー・アンダーウッドが無冠となりました。


●Male Vocalist of the Year (男性ボーカリスト賞)

Brad Paisley


●New Artist of the Year (新人賞)

Darius Rucker

●Musical Event of the Year (イベント賞)

"Start a Band"
Brad Paisley (duet with Keith Urban)


●Vocal Group of the Year (ボーカル・グループ賞)

Lady Antebellum

●Vocal Duo of the Year (ボーカル・デュオ賞)

Sugarland

 ジェニファー・ネトルズが「今年は絶対に受賞できると思ってなかったわ」と語り、ブルックス&ダンをステージに招きました。そして「貴方達が私達に、そしてカントリー・ミュージックにしてくれた事に感謝します。貴方達と同じカテゴリーにいる事を誇りに思うわ」と、既に解散を表明している彼らをねぎらったのです。


●Single of the Year (シングル賞)
(アーティストとプロデューサーへの賞)

"I Run to You"
Lady Antebellum
Producers: Victoria Shaw and Paul Worley


●Album of the Year (アルバム賞)
(アーティストとプロデューサーへの賞)

Fearless
Taylor Swift
Producers: Nathan Chapman and Taylor Swift

 「これは私の日記。そしてこのアルバムに投票してくれた人にとってもそうでしょう。私に日記に投票してくれて有難う」

●Song of the Year (楽曲賞)
(ソングライターと出版社への賞)

"In Color"
Songwriters: Jamey Johnson, Lee Thomas Miller and James Otto


●Music Video of the Year (ビデオ賞)
(アーティストと監督への賞)

"Love Story"
Taylor Swift
Director: Trey Fanjoy


●Musician of the Year (スタジオミュージシャン賞)

Mac McAnally -- guitar





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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おめでとう!Taylor! (aaa)
2009-11-14 10:04:59
TaylorはFabulous!!!
音もリズムも歌詞も声も外見もパフォーマンスもExcellent!
でもそれだけではないTaylorの魅力、人柄や態度も含めて、Taylorは賞賛されるべきアーティストだと思います!

bigbirdさん
私もbigbirdさんには感謝していますよ。
どのサイトよりも気に入っています。
これからも宜しくお願いします。

高柳さん
私もholiday collection購入しました!
1曲目からハマりました!
Taylorはカバーもいけるんだ~と感じました。
fifteenのシングルカットは買わない予定ですが、ミュージッククリップは見ました。
親友のAbigailも出ていて、綺麗な世界観が楽しめました。
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