私はその日2人を連れて保育園に向かっていた。
ジューのことは認めたくはなかったが何かをしないといられなかった。
あの日・・・道のこだわりが出てジューを何度も叩いた日。
あの日から私は家に3人でいることが怖くなっていた。
朝から児童館に行きお昼を食べて昼寝をさせてから夕方また公園に行く。
人から見たらいい母親だったかもしれないが私はいつジューに、ジューだけでなくリンにも手を出してしまうかもしれない自分が怖かった。
情けない話だが人前ならなんとか自分を抑えることできるような気がしたのだ。
保育園に着いて自転車から2人を降ろす。
遊具に向かって走っていく2人を見ながら思った。
「ここはジューを受け入れてくれるのだろうか」
先生が一人小さい子を抱きながら近づいてきた。
「こんにちは。園長先生とお会いしたいのですが」というと
走って呼びに行ってくれた。
50歳くらいだろうか。かわいいエプロンをかけた人が私のところにやってきた。
「こんにちは。Kです。」
直感的にこの人は私の味方だと感じた。
私はジューの事を話したがでも私自身まだジューを障害者と認めていない事だけは言わないでいた。
「大丈夫です。あなたの大事なお子さんはきちんと預からせていただきます。」
聞くとこの町にはいくつかの保育園があるが数年前までは障害のある子供はみんなこの保育園に通っていたらしい。
この後におよんでK先生の障害者という言葉に抵抗を感じながらもホッとした。
年が明けてお正月をむかえた。
ジューは何も変わってはいなかった。
私はジューを誰にも見せたくはなかったが夫の実家にいかなくてはならない。
夫は本家の跡取りだ。おじいさんから受け継いできた小さい町工場を守っていかなくてはならないのだ。
ジューも夫から譲り受けそれを守っていくはずだった。
もちろん私はジューがやりたくなければそれでいいと思っていた。好きな道を歩んでくれたらいい。
でもやらないとできないは全然違う。
ジューにはできないのだ。
行くとおじさん達はもう集まっていた。
「大きくなったね~」など話かける。
リンがジューの分まで話してくれるのではじめはジューのことはあまり気にならないようだった。
でもあまりにもリンとの差が開きすぎていた
おじさんが酔っているのか
「リンちゃんだけに話しかけているからジュー君は話せないんじゃないか。今の母親は子供にテレビばかり見せて家の中にひきこもってばかりいるから」
夫が苦笑いをしている。
わたしはひとりだ。ひとりぼっちなのだ。
ジューのことは認めたくはなかったが何かをしないといられなかった。
あの日・・・道のこだわりが出てジューを何度も叩いた日。
あの日から私は家に3人でいることが怖くなっていた。
朝から児童館に行きお昼を食べて昼寝をさせてから夕方また公園に行く。
人から見たらいい母親だったかもしれないが私はいつジューに、ジューだけでなくリンにも手を出してしまうかもしれない自分が怖かった。
情けない話だが人前ならなんとか自分を抑えることできるような気がしたのだ。
保育園に着いて自転車から2人を降ろす。
遊具に向かって走っていく2人を見ながら思った。
「ここはジューを受け入れてくれるのだろうか」
先生が一人小さい子を抱きながら近づいてきた。
「こんにちは。園長先生とお会いしたいのですが」というと
走って呼びに行ってくれた。
50歳くらいだろうか。かわいいエプロンをかけた人が私のところにやってきた。
「こんにちは。Kです。」
直感的にこの人は私の味方だと感じた。
私はジューの事を話したがでも私自身まだジューを障害者と認めていない事だけは言わないでいた。
「大丈夫です。あなたの大事なお子さんはきちんと預からせていただきます。」
聞くとこの町にはいくつかの保育園があるが数年前までは障害のある子供はみんなこの保育園に通っていたらしい。
この後におよんでK先生の障害者という言葉に抵抗を感じながらもホッとした。
年が明けてお正月をむかえた。
ジューは何も変わってはいなかった。
私はジューを誰にも見せたくはなかったが夫の実家にいかなくてはならない。
夫は本家の跡取りだ。おじいさんから受け継いできた小さい町工場を守っていかなくてはならないのだ。
ジューも夫から譲り受けそれを守っていくはずだった。
もちろん私はジューがやりたくなければそれでいいと思っていた。好きな道を歩んでくれたらいい。
でもやらないとできないは全然違う。
ジューにはできないのだ。
行くとおじさん達はもう集まっていた。
「大きくなったね~」など話かける。
リンがジューの分まで話してくれるのではじめはジューのことはあまり気にならないようだった。
でもあまりにもリンとの差が開きすぎていた
おじさんが酔っているのか
「リンちゃんだけに話しかけているからジュー君は話せないんじゃないか。今の母親は子供にテレビばかり見せて家の中にひきこもってばかりいるから」
夫が苦笑いをしている。
わたしはひとりだ。ひとりぼっちなのだ。
障害についても、どこかで受け入れ難いようで「いつか治る。いつか普通の子に追いつく」と思い込んでる節があります。
何度も「スティッチは障害で病気ではないんやから障害を受け入れよう」と話してますが、年寄りはなかなか頑固です。
そんな義父・義母に嫁さんは不快感を表します。
私の両親は二人とも70過ぎで今だに年金貰いつつ元気に働いてます。
なのでついつい甘えてしまい、生活援助をお願いしてます。
と言うのも私が失業したから。一応自主退職ですが、実際は「長男の障害を第一に考えた育児」と「忙しい仕事」のバランスが取れなくなって、会社との交渉をして受け入れて貰えなかったのが本当の所です。
今も転職先を決めかねてます。「障害児が家庭にいる」事を優先して仕事させてくれる就職先がなかなかないんですねぇ。
長くなりました。すみません。
嫁と実家の確執と、すねかじりの板挟みで日々過ごしてます…。
きっと嫁さんは私の実家では、いつもひとりぼっちを感じてるんでしょう。なるべくお互いが理解し合えるよう計らってるつもりなんですがね…。
だって気をつかうんですもん(笑)
実はうちのだんなの両親もまだ「大丈夫!」と言い張っています。リンがものすごくできすぎた子だと思っているんですよね。そしてジューは遅いだけなんだと。
テレビ見せても「あんなんと違う!」って
最近言葉がでてきているので行くといっつも「ね~大丈夫っていったやろ~」なんていってるし(-_-;)
私もそれがいやで一時期遠ざかっていたんですが、最近じいちゃん、ばぁちゃんは別にそう思ってもいいよな~なんて思っています。
じいちゃん、ばぁちゃんはジューを普通の子としてふつうの孫として可愛いだけっていうのを感じるから。
いつか絶対に認めなければならない日は来るのだからそれまでは普通の子としてジューをみていてもいいんじゃないかな~と思っています。ジューの事は本当に可愛がってくれてるし。
でもなるべくなんでも話しています。
保育園の行事は絶対来てもらうし、療育の様子なんかも話しています。
あんまり興味はなさそうですがね(笑)
仕事のことですが実際難しいですよね。
個人の要求はなかなかとおりませんよね。
そういう所が充実すると親が精神的にゆとりができて子供の伸びのもつながると思うのですが・・・
ん~うまくいえなくてごめんなさい。でもあせらずいきましょうね。