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妖精が見える子供

不思議な雰囲気をもったの息子ジュー。
双子の姉のリンと共に、毎日ニッコリ暮らしています。
最近にゃ~ずが仲間入🐱🐱

ジューに向き合えるまで・・・1

2004年05月23日 03時00分47秒 | ジューに向き合えるまで
本屋に行って自閉症と名のつく本をかたっぱしから買い読んでみた。
ジューは全然違う。
ジューはこんなことはしない。

先生は自閉症に近いと言っただけだ。
人間だし間違いもあるかもしれない。

私は自分で言っておきながらジューが自閉症でない証拠を探し続けていた。

あの日、
ジューが自閉症が一番近いといわれた日。
私は先生に違うといって欲しかっただけだったのだ。

1ヶ月後もういちどあの先生の所に行く前になんとかそれを見つけなくては。


ジューが私に笑顔でいろいろ語りかける。
「ジューはやっぱり自閉症じゃなかったんだ。本当によかった。」私は嬉しくて涙を流してジューを抱きしめる。

ふと目覚めてそれが夢であることに気づき絶望感にかわる。
そんな日が毎晩続いた。

今まで気にならなかった、可愛らしいと目を細めてさえいたジューの行動すべてが自閉症児の行動に見えてくる。

ふつうの子はこんなことはしない・・・

私は本当にまいっていた。

夫も私と同じようにまいっていた。

あの日以来何もかもが変わってしまった。


ある日道のこだわりがでた。
助手席で泣き叫ぶジュー。

「道なんてどこでも一緒じゃない!」と叫び
私は本気でジューをたたいた。なんどもなんども。

後ろの席でリンが泣き出した。
「ママ~・・・やめて!怖い!」

我に戻りジューとリンをみる。

2人は今まで見た事のないような悲しい目をして私を見ていた。

















2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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その気持ち、分かる気がします (さあもん)
2004-05-26 12:04:01
自分の子供が自閉症であることを否定する気持ち、分かる気がします。

「うちの子はそんなんじゃない!ほかの子と比べて成長が遅いだけなの!」

そう思いたくもなりますよね。



道へのこだわりは、うちの弟もあったような気がします。

私たち大人でさえ、知らない道を走るのは不安を感じることがあります。逆に自分の知っている道に出た時は、妙に安心しますよね。

自閉症の子は、安心と不安の差がすごく大きいのだと思います。
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さあもんさんおはようございます。 (ビッグママ)
2004-05-27 05:10:48
早速よんでくれたんですね。

ありがとうございます。



この頃が私の一番辛い思い出です。

ジューの世界から普通の世界へ戻そうと必死だったんですよ。



ジューもリンも辛かったと思います。



今のジューを認めてあげられるまで本当に時間がかかりました。



今は自閉症のジューをとてもかわいいく思えています。



憎たらしいことも言わないし(笑)
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