サロンが終わってから、天気も良く、風も乾いていたので歩いた。
先ずはお稲荷様にお参りした。
10円玉が遂に財布に無くなったので、小銭の入った缶から無造作に何枚か出してジーンズのポケットへ。
そしていつものコースを歩いた。
途中で風が西風から南風に変わった。
西風…親父が大島へ釣りに行くとき、西風のときには行かない。
うるさい親父が釣りに行けば、3、4日帰ってこない。
そこで新聞の天気図を真剣に見るようになった。
『お父さん、西風は大丈夫みたいだよ』
そういって送り出しても、釣り宿と連絡を取ったオヤジが竹芝桟橋から帰ってきて、『お前の予想は当たらなかった』でポカリ。
なので、気象予報士もかくやとばかり、真剣に天気予報と取り組みました。
あの当時気象予報士の制度があったら、間違いなく資格を取っていて、いや親父に取らされていたでしょう。
運転免許は人を引くといけないと言われて取らせてもらえなかった。
それでも愚母は伊豆山のドライビングスクールへ通わされ、仮免まで行ったけど、店が忙しくて断念した。
ま、そんなことを思い出しながら川の横の遊歩道を通って愛車が収まっている駐車場の前を通って仲の良かった駐車場のオヤジのアパートを視察して、例の競馬バーへ。
ふむ、店内の大型テレビにはパドックが映し出されているけれど、客の姿はまばらです。
中途半端に住宅街の真ん中にあるので、閉店は意外に早く訪れそうだ。
錦糸町あたりで開店すれば行列ができる競馬バーになっていた?
元JRAの女性ジョッキー細江純子は、錦糸町でスナック『ズンコの店』を開業しているから、その近くに開業すれば、繁盛したはず、なぜここに?といった感じです。
近所の紫陽花はどこも満開で、やや枯れ始めていた。
6月も終わりに近づいているといった感じです。
今日のオンラインサロンは小説チャーハン論でとてもためになった。
チャーハンは蟷螂の得意メニュー、大学生の頃は店の手伝いをする日が多く、閉店まで調理場を任されていましたが、毎晩必ず蟷螂の作るチャーハンを食べに来る客がいましたっけ。
蟷螂のチャーハンは一流ホテルの中華料理長をしていたコックから教えられた秘伝の技、カッチャー1/3ほどのラードをチャン鍋へ入れ、煙がたったらタマゴをイン。
タマゴが固まるか固まらないかのときに具材と冷や飯を入れ、強い火力で一気に鍋を振ってハイ完成です。
冷や飯は堅めに炊き上がったものを使うと更に良。
カッチャーの先をひっくり返してシャリを叩いて十分油になじませることも大切です。
ただ、シャリが油を吸っているので、健康にはあまりよくないかもしれません。
自家製の食べ物が美味くないのは、健康にいいから?
また、スープ類には大量の味の素が使われているのもキモでしょう。
冷凍食品がおいしく感じるのは、調味料の差だと蟷螂は考えています。
要するに、美味しいものは健康に悪い。
肉だって『こうするとジューシー』と言っているけれど、半生だからです。
食中毒菌を恐れるならば、固くなりすぎる程火を通したほうがいい。
ま、美味いものも食べられず、歯が悪くなって固いものを食べられなくなったら生き甲斐喪失。
日経で紹介していたけれど、『ムショラン』という本が売れているのも、こんな時代背景があるからかもしれません。