蟷螂の独白

世に背を向けた蟷螂です。喜怒哀楽を綴って18年、モットーは是々非々の団塊世代です。

父の日は死語

2024-06-16 23:56:00 | 徒然
母の日もサラッと過ぎたけれど、父の日はさらに悲惨。
アンポンタン大バカ間抜け倅は勿論音信遮断、嫁に至っては『アンタ誰?』状態で、それでももしもの時には、『それっ』とすっ飛んでくるはずでしょう。
なので、蟷螂夫妻の決め事として、万一片方が死んでも一切連絡しないことにしています。
同居人も『わかった』と言いました。
葬式も済まないうちから家に上がり込み、家探しをして金目のものを持ち去られ、あとはゴミ屋敷状態になることは火を見るよりも明らかです。
義母の家が取り壊されるとき、ニートの甥っ子が駆けつけて、片付け屋が跡形っけしているところをゴソゴソ引っ掻き回して、得体の知れないものまでも持ち去ったそうです。
その血がアンポ倅にも流れているので、父の日のラインは無くてもイザ死んだとなると、すっ飛んできて、大切にしているコレクションを持ち去ることは必定、ならば預金を使い果たして死んでやると言っても、蟷螂夫妻の持病は心臓、ここいら辺まで使えば大丈夫という按配と匙加減がわかりません。
スイスが近ければ、業病に罹患したらすべて使い果たして安楽死してやるのに。
蟷螂だってあれほど酷い仕打ちを受けた親父に、父の日のプレゼントをしたことがあった。
下駄に恩賜のタバコをつけて。
あの時のタバコはチェリーだった。
今なら差し詰め恩賜のタバコはピースにするべきかな。

来月は関東ではお盆、谷中の菩提寺まで行きます。
11日は大学時代の親友の命日。
13日が迎え火。
今年もちょっとスケジュール的にキツイか。
ま、この歳になれば、もう直ぐ再会できるからいいか。
あっち側で。
今日ウォーキングをしていたら、ちっちゃな公園のベンチで白髪の爺さまが汗を拭いていた。
黒いTシャツの背中には白抜きでWASEDAの文字が。
しまった!
胸にMの文字がプリントされているTシャツを来てくれば良かった!
と思いました。
親父は明治の予科から学徒出陣、蟷螂は中学から大学まで。
『指を切ったら紫紺の血が吹き出すぜ』
今日、星野先輩の書籍が届いた。
日本の古本屋、早っ!
中身を見るとタイガースの監督時代のブログを書き起こしたものだった。
『闘将日記』
星野先輩は島岡監督の薫陶を一番受けた世代。
試合に臨んだ時の気合いの入れ方が違う。
先輩の血も紫紺色をしていたはずです。
70歳で亡くなったのはあまりに早かった。
父の日の話から星野先輩の話まで飛びましたが、最近は先輩を先輩と思わない輩が多すぎる。
義弟Aは高校大学の後輩なのに『チャン』付で蟷螂を呼ぶ。
その点だけはアンポンタン大馬鹿マヌケ倅の学校は大したもので、『先生タメ口先輩絶対敬語』だそうです。
ろくな学校じゃなかったけれど、一つくらいは取り柄があるものだ。




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