今日の気温、例年並みなんでしょうか。
現在3度。
3月を目前にしている割にはちょっと寒すぎる。
ところで宮城野親方の弟子である北青鵬が暴力事件を起こして引退勧告を受けました。
白鵬も弟子の教育は2階級降格で序の口に。
ただ、暴力の内容を見ると、なんだか他愛のないもので、愛の鞭だったのではないでしょうか。
蟷螂の中学高校時代の体育教師に体罰で知られる軍人上がりの先生がいて、平手打ちで殴るなんぞは当たり前、朝礼台の上から蹴られて歯を折った生徒だっていたので、生徒を人間扱いしていなかった。
なにしろ廊下ですれ違う時、帽子をとって礼をしなかったら往復ビンタ。
蟷螂も何が悪かったのかわからないうちに一発くらい、痣は半月消えませんでした。
親が『もっと厳しくしてほしい』と言っているといいましたが、蟷螂の義弟Aも同じ高校の後輩で、何も知らないままその教師が顧問をしているクラブに入り、ビンタを連発された時、退部を申し入れましたが受け入れられず、義母がわざわざ高校に乗り込んで、その教師と掛け合ったと聞いています。
まぁそこで我慢できなかった義弟Bですから、大学を卒業しても、ちょっと世間の感覚とずれが生じていましたけれどね。
蟷螂はその先生の授業(体育)で、足の親指の爪が2回生え変わりました。
常に授業で1時間ランニングをさせられたからです。
運動靴の合う者が無かったからでしょう。
『✖✖に言った方がいい』
と言ってくれる同級生もいましたが、言いに行くと『気合が入っていないからだ!』とビンタを食らう恐れがあったので、泣き寝入りしていました。
軍隊仕込みの結構気合の入ったビンタで、叩かれた瞬間一瞬目の前が暗くなったものです。
その学校の教師は全員暴力的で、トイレに行ったときタバコのにおいがしたので『あぁやってるな』と思いながら用を足していると、個室からタバコを吸っていた生徒が出て行き、入れ替わりに入ってきた生物の教師に、鼓膜が破れるのではないかと思うほどの強さでビンタを食らいました。
『濡れ衣です』なんて言い訳をするいとまもなく。
どうせ卒業しても親の跡を継いで食堂の親父になるだけ、勉強に身が入るわけはありません。
そんなわけで怠惰な高校時代を送っていました。
しかしいい加減に『モンゴル相撲』と『日本相撲』を分割した方がいいような気がします。
204センチの上背のある北青鵬は、将来の横綱は間違いなく、その芽を摘む意味からの引退勧告だったのでしょう。
あとはどこのレスリング団体がスカウトするかです。
彼だって生活があるのですから。
するどい読みですね。なるほどですよ。