美幌町立旭小学校ブログ

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北見工業大学の出前「新エネルギー教室」に5年生が参加 ~ 福豊小5年生と仲良く交流

2012年09月20日 | 平成24年度
 9月18日(火)5・6校時旭小体育館で北見工業大学による出前「新エネルギー教室」が開催され、本校と福豊小の5年生が参加し、地球に優しい「ソーラーエネルギー」について学習しました。

 大学から岡崎文保准教授をはじめ、関係者の皆さんと大学生・大学院生の皆さんがお出でになり、わかりやすく丁寧なご指導を頂きました。

 北見工業大学では早くから「ソーラーエネルギー」についての研究が行われ、特に「ソーラーカー」については全国に先駆けてすばらしい研究と実践を進められています。

 オホーツク地方などの寒冷地の暖房エネルギー(灯油・石油)の消費量は、本州地方の3倍で、CO2の排出量は4倍となっており、温暖化を防ぐための新しいエネルギーの開発が重要になっています。

 そこで、地球上のクリーンなエネルギーとして、①水力〔21億キロジュール/秒〕 ②潮汐力〔30億キロジュール/秒〕 ③地熱〔320億キロジュール/秒〕 ④風波力〔3700億キロジュール/秒〕 ⑤太陽光〔175兆6000億キロジュール/秒〕等があり、その中でも太陽光は膨大なエネルギー源となっています。

 現在、世界各国で、太陽熱発電や太陽電池などの研究が進められており、その技術も年々進化し、最近では「集光型球状シリコン太陽電池」「トラフ式太陽熱発電」など、能力や耐久性に優れた製品が開発されています。
 
 地球温暖化がこのまま進めば、異常気象、地上の砂漠化、海水面の上昇など、地球環境のバランスが崩れ、生命が維持できない環境になってしまいます。

 地球に優しいクリーンなエネルギーで、二酸化炭素を減らすことが、とても大切になってきていますので、私たちも無駄なエネルギーの消費を抑える努力を心がけたいものです。

 この日、大学から「ソーラーカー」のキットを用意頂き、大学生の皆さんから直接ご指導を頂きながら、一生懸命に組み立て、全員がソーラーカーを完成させました。

 素晴らしい天候に恵まれ、さっそく外に出て、ソーラーカーを走らせました。
 太陽の光をいっぱいに受けて、疾走する姿に改めて太陽エネルギーの素晴らしさを実感した5年生でした。





 
 

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