リコーの二眼レフカメラ「リコーフレックス VI 」です。
撮影小道具として友人から借り受けました。
昭和28年製で、当時8,300円したそうです。
発売当時品不足でプレミアが付き、売値が
11,000円まで上がったと、記録にありました。
当時の大卒の初任給は9,200円だったそうですから、
今なら中級フルサイズデジタル一眼レフくらいの
値段かも分かりませんね。
いずれにしても勇気のいる買い物だったようです。
使用フィルムはブローニー(120)6×6cm判で、
少し大きなカメラ店では常備在庫しています。
昭和28年当時の主な出来事も調べてみました。
NHKが東京でテレビの本放送開始。
伊藤絹子ミスユニバース3位。
日本初のスーパ紀伊国屋オープン。
バカやロー解散。
流行語、むちゃくちゃでござりますがな。
君の名は、青いカナリヤ、セッシボン。
ゴールデンバット30円、ラーメン35円
米10K680円。
などです。
ほたるいしはすでに生まれていましたが、
これらの事項は少し後で知りました。
懐かしく思い出された方も多いと思います。
カメラネタから変な方向に行ってしまいましたね。
私もだいたいそれくらいからの記憶ですね。
でもハイボールが50円と言うのは知らなかったですよ。
緑色の目の付いた真空管ラジオで、
「赤胴鈴之助」を楽しみに聴いていた記憶があります。
ひと昔前の、モノの形って、味がありますね。絵になりますね。
私は、ラーメン屋さんにも、喫茶店にも縁の無い可愛らしい女の子でしたよ、ホント。
「機能的に優れたものは形も美しい」と言う
法則があるようですね。
レトロな二眼レフは本当に絵になります。
西川さんは箱入り娘だったんでしょうか。
真知子巻きなんてされなかったのかなあ。