たった一言で

たった一言で、その人の考えてること、価値観などが全てわかることがある。これはいいほうにも悪いほうにもあることだと思う。

私は今まで、身近なひとから、単なる知人、芸能人、歴史上の人物・・・などなどの中でほんとにたった一言で「大嫌い」から「大好き」にそして、
「大好き」から「大嫌い」になったことが何度もある。

「大嫌い」が「大好き」になるのはいいが、
「大好き」が「大嫌い」になるとやっかいだ。

私の場合、もう、顔も見たくないし、名前も聞きたくない、芸能人だったならばテレビにでるだけでちゃんねる変えたり・・などなど・・けっこう重症。


私は、彼女が好きだった。さばさばした性格も、今は懐かしくも感じる「えろかっこい」みたいな路線も、歌の歌詞も・・好きだった。

ミクシーのコミュニティーではたくさん彼女関連のコミュニティーに入っていた。


でも、今日全てやめた。
そんな小さな抵抗しかできないけど。

私は、３１歳でこれから子どもを産もうとしてる。何年先かわからないけど
絶対に子どもは産みたいと思ってる。

「３５以上の人のヨウスイガクサッテル」なんてことを言う人の
歌も生き方も・・もう共感できない。

芸能人なんだから、好きになろうと嫌いになろうといいんだけど

でも、女としてすごく許せない。

４０近くで子どもができた夫婦を知ってる。
その子どもは、去年パパになり、りっぱな大人になってる。
失礼だと思う。
全ての女性に対して。
３５以上で産まれた人たちに対して。

たった一言で、こんなに気持ちが変わる。
よくあること。

恋愛だってそうだ。
人間関係だってそうだ。
社会人としてもそうだ。

数年前、私の何よりも大切なおばあちゃんが亡くなった日、当時付き合ってた彼氏にその旨を伝えた。すると
「大変だったね。それじゃオレはもう寝るね」

というメールがきた。

私はもう彼と終わりにしようと確信した。
何もいけないわけじゃない。でも、そのメールに全てがある。

以前、テレビで「さｋぐち　けんじ」が自分がハワイ留学していたときのことを話していて
「レベルの高い女を落とすときには絶対ココって場所があるんですよ。」と言ってた。

対してすきでもなかったけど、嫌いになるには充分だった。

何年か前、母が「がん」かもしれないというときがあった。
おばあちゃんが死んでまもなくだった。
腫瘍らしきものが見つかり、良性か悪性かわかるまで２週間くらいかかるという地獄のような時間があった。
私は、「がんだったらどうしよう。」という気持ちで、神様やらなにやらかにやらなんでももう祈るばかりという感じで、ほんとに心配で心配でしかたがなかった。

検査結果がわかる日、たまたま、仕事上の上司たちと一緒にいた。
私は電話にビクビクして、心ここにあらずという感じだった。
すると、「どうしたの？」ということになり、さわりだけ話した。
（はなした私がバカなんだけど）
すると、おばあちゃんをガンで亡くしたばかりということを知っているはずのその上司が
「いい結果だといいね。でも、ガンの家系のうちってだいだいガンで死ぬんだよね」と言った。

その後、母から「良性」だったという電話をもらってなかったらきっと、私はどうしていたかわからない。

いまでも、その上司と一緒に仕事をしてるけど、絶対一生好きになることはないだろう。

でも、きっと、芸能人などが公の場での発言はその人の問題だけど、個人的にそういう心をえぐられるような言葉を人からもらうということは、それと同じくらいの言葉を誰かに言っていてそれが返ってきてるだけなんだと思う。
私もいろんな人に不快感を与えるような発言をしてきたんだろうからこれからは、気をつけて生きていきたい。

この話題。ギョーザやチュウトウノフエみたいに話題に上ると解決になったり、いい方向にいく話ではないので、私もあまりに切なくて書いちゃったけど・・
もう話題にするのもやめてほしいと思ってしまう。
テレビやラジオやネットで騒げば騒ぐほど傷つく人たちがいる気がする。