今のHMMシリーズに、もはや意外性などないッ!!!
カノントータス。
モルガのリリースの後を受けると、まさかというほどまさかではなかったような気がしますがいかがなもんでしょうか。
パーツ構成は大体似てるんですが、パーツ単位では例によって別物。
しかしゼンマイ歩行の機構上生き物の足として違和感のあった前足の付き方は、
むしろ特徴として捉えられたらしく、原型機のイメージを連想させるような独特のデザインアレンジが施されています。
ちなみにモルガ共々、ゲーム「ゾイドバーサス」で初期所有機体という扱いをされていた上に小型機に見合わない強力な必殺技を有しており、
必殺技で与えたダメージ分がボーナスとして加算されるシステムを利用して、それを資金稼ぎに使うのが常套手段となっていました。
…1作目までは。
トミー版には後ろ側に小物入れ内蔵ハッチがあったのですが、
モルガ同様?HMM版では別のギミックの影響で削除されています。
そのギミックと言うのが、この砲塔旋回!
「液冷式荷電粒子ビーム砲」と「液冷式2連装高速自動キャノン砲」も原型機同様仰角調整が可能となっています。
背中の後ろの方に付いている「複合センサーユニット」は茶色い板の部分が軸稼働。
個人的にはPS版みたく根元から回って欲しかったってのが正直な願いです。
ちなみに主砲が西方大陸戦争時、中央大陸戦争時代の突撃砲(HMM版の設定では780㎜)から積み替えられたのは、
防衛戦を想定した仕様であり破壊力よりも命中率を重視した結果だとかなんとか。
後のバリエーション機、バスタートータスには再び突撃砲が装備されているという設定。
頭は勿論ひっこめられます。
ただし頭を引っ張り出すときに力を入れすぎると、甲羅の中であっさりパーツが外れてしまうので接着できる所は接着してしまうのもアリ。
頭の上の茶色い板は、足の靴底部分と同じパーツをはめ込んだもの。
史実で大戦中の戦車が、キャタピラを増加装甲代りに使っていたのに影響を受けたものと思われます。
HMMモルガでも似たようなギミックが提案されていたそうですが、そちらでは実現していませんでした。
キャノピー展開の図。
クリアパーツはオレンジクリアとスモーククリアの2色が付属し、説明書では使い分けるように指示されています。
説明書の指示だと緑の色味に合わせてスモーククリアのキャノピーで組み上げることになっているのですが、
プレステのゲームでもオレンジ色だったんで、ここではこのままオレンジで通します。正直組み替えるのがめんdry
驚愕の追加ギミック、口!
設定上では前を歩く機体のしっぽをくわえて、機体同士を連結させるための機構だそうです。
そんな尻尾こと、「反動制御用スパイク」。
元キットではフレーム固定パーツを兼ねていたので可動しませんでしたが、
こちらは上下左右の稼働軸により、地面に突き刺すようなポージングも可能となっています。
後部ハッチが削除された代わりにか、脇腹両方のハッチ展開ギミックを搭載。
兵員輸送用設備を想定しているのか、ハッチ内側は滑り止め付きの足場となっています。
で、その中にあるゾイドコア。このまま施設内とかで持って運べそうな雰囲気です。
HMMオリジナル設定、水中潜航モード。
ゾイドバトルカードゲームでは陸亀型なのに地形「水」に適性を持って登場したこともあったのですが、
その後他の媒体で水中・水上行動の描写は皆無でした。
足それぞれの可動範囲はそれほど広くはないものの、微妙な角度調整でいろいろな表情を付けることのできる面白い構造。
最後は砲撃姿勢っぽく。ちょっと踏ん張らせ過ぎたかも。
と言うワケでカノントータスでした。
HMMシリーズの中でもモルガと1、2を争う組み立てやすさと言うのもあり、文句なしにオススメの逸品。
こっちは入手困難かもしれないけど、とりあえず11月のバスタートータスをよろしくぅ!
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