元傭兵の気分的なレビュ倉庫

移転しました。恥ずかしい文章ですけど放置です、放置。

HMM-022 ライガーゼロ

2011年01月01日 20時12分14秒 | ゾイドHMM

やっぱアレは関節外さないとムリだよね。


ライガーゼロ。
例によって元キットよりも少しだけ大型化しています。
色分けは当然のようにより細かい物に。


なお、今回は別のプラモの部分塗装のついでにこのキットも気が向いた所だけを部分塗装してみました。
とりあえずブラウンのパイプ部分、脚のシリンダーも銀成型金塗装のパーツを含めて塗装。
他にも塗装が必要な個所は存在しますが、基本的に組んだままでも気にならないかと。


当初のビット機っぽく。(ただショックカノン外しただけ)
西方大陸で生まれ育ったとっておきの究極野生体を使用したのがバトルストーリー版のライガーゼロで、
ブラックボックス内部に特殊な学習システム(=オーガノイド?)を内蔵した個体がスラッシュゼロ版のライガーゼロと解釈していたんですが、
HMMにおいてはその両方を持ったゾイドと言う扱い。
下手に繋ごうとするから…!
もっとも、どうせ繋ぐならばフューザーズよりはスラッシュゼロの方に繋いで欲しいのは間違いありませんが。


頭部フェアリング全展開状態。頭の位置によっては頬の物は開き辛い。
それぞれのフェアリングは可動式の軸に接続する方式となっており、交換中の破損を防ぎやすくなっています。
尤も、僕が歳を重ねて慎重に作業するようになったのがそう感じた理由と言う可能性もなくはない。


コクピット。比較的飾り気の少ない構成となっており、特にハッチの裏側はお見せしがたい状況。
パイロットフィギュアとして彩色済みのビット・クラウドが付属します。
ハッチの展開方法の変化が大きな特徴ですが、正直巨大なフェアリングもろとも展開する構成に違和感を感じていたのでこの変更は納得。
ただ、アニメで折角キットの特徴を生かした演出がなされたのに、そのギミックを失ったHMM版がアニメに準じた設定を持っているのにはチグハグな印象を受けたりもします。


AZ208mm2連装ショックカノン。
元キットで機能していたジョイントはイミテーションでしかなく、このキットではポリキャップによる接続で、上下左右に射線を振れるようになっています。
砲塔自体はモナカ割りの普通の構成です。


ゾイドコア格納ブロック。残念なことにしっかり本体に固定されないと言う弱点があります。
パイプ部分は塗装してます。


ずっと尾部に装備していたにもかかわらず、作中では無視され続けていた「AZ108mmハイデンシティビームガン」。
センサー部分は雑ですが塗装しています。…これなら塗らない方が良かったような。


尻尾は節毎に差し込み軸で可動。更に折れ曲がり可動アリ。


砲口を前に向かせるくらいは余裕。


「ダウンフォーススタビライザー」展開。
あっ、パイプの塗り漏れが…


脇腹ウエポンラックは根元を引き出すことも可能。


イオンターボブースターの前には謎のセンサーパーツが追加されています。


推進器は引っ張ると上下のカバーが展開するギミックあり。押しこめば逆にカバーが閉じもします。


脚の取り付け方はムラサメライガー以来の脚付け根アーマー取り付け部分が独立した構成。
これにより、脚の形による可動への制限を和らげることが出来…
…これって取り付け方普通のロボット物の上腕っぽいものにしたら、より可動範囲広がったりするのかすら…?


ストライクレーザークローはパーツ段階では一体成型。
ゲート処理を容易にする為とか、パーツ点数を減らして組み立ての手間を減らす為とか色々な説を耳に挟んでいますが真相は知りません。
切り離せば可動式となりますが、何も考えずに切り離すとどのパーツがどこに組みつけるべきものなのか分からなくなるので、
あらかじめ判断用の印を目立たない所に付けておくなどの見分け方をあらかじめ講じておく必要があります。


芸なく伏せ。前脚と後ろ脚の装甲は可動式で、ある程度は可動に対応して逃げてくれます。


そして最大の(?)ギミック、脚部引き出し式間接!


シールドライガーの頃からは考えられないほどの可動範囲でより低く伏せることができたり。


腹這い。言わずもがなパンツァー待ち。


腹部分には例によって引き出し式間接を内蔵。
スライド軸を挟み込む箇所は接着推奨。


脚を内側に寄せてみたポーズ。
何故か宣伝省材ではやたらと脚を広げたポーズのゾイドが載せられることが多いのですが、
ウェブコミック以来脚を寄せたポーズが脳裏にこびりついた俺にはこれはある種のドリーム。


ライガーゼロ・素体。HMM設定に準じた装備状態。
ライトブルー部分が浮き気味。上でも書きましたが、脚部前面のシリンダーは全塗装、側面のシリンダーは銀色部分のみ塗装しています。


この角度からだと前脚付け根のポリキャップが目立つ罠。


首元の装甲と尻尾の銃を外してより素体っぽく。


脚を内側に、と言うかなんというか。


伏せ。


飛びかかる!
サイクスに続きゼロもディスプレイベースに対応していますが、本体が重いので接続ピンをへし折る可能性もあります(←折った
ガンプラのベースが大型キットをどう固定しているか、知っているならこれ以上の対応をすべきだろうに…ッ!


今度は足を広げて構えた感じに。


走る。

以上、HMMライガーゼロでした。
四足としてはセイバータイガーを上回る、文句なしにオススメのキットです。コアブロックはもう接着対応とかで。
いやまさか、HMMにまたこんな異常な人気製品が出るだなんて…既にシュナイダーのリリースは決定していますが、
個人的には是非帝国仕様のリリースを切に願う所です。