いよいよ最終日。この日は私が一番楽しみにしてた登山DAY
前から登ってみたい山の一つだった栗駒山に挑戦です
SAを早々に後にし、一路栗駒山へ
栗駒山は宮城県・秋田県・岩手県と3県にまたがるお山だけあって
登山口もさまざま。
メジャーな所では宮城県側のいわかがみ平からの登山コースになると思うんですが
我が家は反対側の岩手県側須川温泉からの登山コースをチョイス。
一関ICを下り厳美渓をさらにさらに山深く入っていきます。
インスタではこの山を栗駒山のように言いましたが、
本当はもっともっと奥にいかなくちゃ栗駒山は見えなくて
このお山は全く違うお山でした失礼
途中、2008年にあった岩手・宮城内陸地震があったすぐ脇を通り、
崩落した道路がそのまんま
あの頃テレビで地震の様子を見て、山が半分無くなってるのを見て衝撃を受けたことを思い出しました
こんな渓谷を横目に(怖~~~~)
しばらく進むこと数十分。
ようやく、須川温泉に到着。
ビジターセンター前に駐車し、いそいそと準備。
はい、ここでも一応記念撮影
左後ろに見えてるのが正真正銘、栗駒山ですね
さぁ、本当はこの日ももちろん我が家はベルモナと共に登山をするつもりだったんですが、
いかんせん一日目の北山崎の苦行が思いのほか体に残っており、この日もMAX筋肉痛
初めてのお山&初めての雪渓歩きに加えこの体調じゃあなぁ~と、
申し訳ないがベルモナは車でお留守番ということに。
が!この後分かったんですけど、どっちみちベルモナはこのお山には入れなかったんすわ。
看板にしっかりと「ペット禁止」の文字がありましたから
このお山をチョイスするにあたりネットでいろいろ調べた時は、ワン連れで登山してる過去のブログ記事を
数件見たので、てっきり一緒に登れるものと思っていましたが、
これから来るみなさ~~~ん、栗駒山はワン連れ登山禁止ですからね~気を付けて~。
「ペット禁止」看板、まだ新しかったから、
きっと数年前には一緒に登れたんだろうな。残念。
さてさて、気を取り直して。
出発する頃は曇り空で風はビュービュー、ただ立ってると寒くて寒くてというお天気だったので
車の窓を開けベルモナゲージINにてお留守番でGO
コースはこんな感じ(黄色い線)
須川温泉の源泉が流れる脇からさぁスタートです。
最初のうちはもちろんらくちん。
ちょいちょい雪渓はあるものの傾斜もなく全然余裕。
まぁこの辺りは登山客じゃなくても温泉にこられたお客さんも散策できるコースになってるので当たり前ですが。
どんどん進むと、木道に。
名残ケ原へ到着。
正面に栗駒山が見えてきましたよ~
木道を歩き終えると、なにやらお天気がどんどん良くなってきた。
天気良くなるんだったらいいじゃんって思うでしょうが、我が家は車にベルモナが
このままお天気が良くなっていってしまったらお外は風ビュービューでも車内は
こりゃ===いかん
一大事になる前にと、こっから来た道を猛ダッシュで戻る私&お嬢
車のエンジンをかけエアコンをつけっぱなしで施錠、これなら大丈夫だろうともう一回登山スタート
ここで30分強ロスタイム
でもいいんです。いいんです。あのままなんてとても安心して登り続けれなかったから。
木道で待っててくれたパパと合流し、さぁ先に進みます。
ここからは傾斜もだんだんと山登りらしくなってきます。
アイゼンを付けるほどではないけど、シャーベット状になった雪に足を取られて
なかなかどうして体力を奪われます。
目指す栗駒山はまだはるか彼方。
地獄谷を横目にザクザクひたすら前進。
ここでようやく一息
チョコを頬張り体力回復。
あっ、気が付いた方いらっしゃるかもですがパパと私の服。
決してお揃にした訳じゃないんですが気が付いたら全く同じ色合いになってました
地獄谷を過ぎしばらく行くと、目の前に見えてきたのは、
昭和湖。
雪で覆われてますがほんの少し湖が見えてるとこも。
ここでも、いえ~~~い
お天気が良くなりすぎて、サングラス無しじゃ目を開けてらんない
けど、スポーツサングラス持ってないのでファッションサングラス
なんか変
昭和湖をすぎると、しばし雪渓とはお別れ。
笹藪に入ります。
が!
ここはまた、雪解け水がガンガン流れてて
足元超~~~悪!
ぐっちゃぐちゃの山道を抜けると、いよいよ大詰め!
急登の雪渓を登ります。
ここまでくると、栗駒山もだいぶ近くに。
振り返ると後ろのお山も綺麗
さぁこっからはさらに急に
ここを登りきれば!
写真これしかないけどかなりの距離と急登で、一番しんどいとこでした
ふ~~~~、ようやく雪渓も終わり。
ホッと一息
少し進むと、
天狗平に到着。
ここは数本の登山道の分岐点。
間違わないように頂上を目指します。
ここからは雪は無い尾根歩き。
頂上まで距離はそんなにないけど、遮るものが何もないからまともに風を浴びて
超~~~さみぃい~~!
振り返ると稀岳への登山道。
眼下には奥羽山脈の峰々と出発地点の須川温泉の赤い屋根。
見えるかな?
だいぶ上まで来たね~。さぁあともう少しだ!
反対側を見ると谷底に吸い込まれそうな崖。
ひゃ~~~~
慎重に。慎重に。
と、目の前に!!!!
やった~~~~~
頂上にとうちゃ~~~~~く
1626mの頂に立ち、気分は上々
頂上からの景色は、
宮城県側いわかがみ平方面
岩手県側
ん~~~~~~~スンバラシイ
この後、山頂にてカップラーメンを食べ、体があったまったとこで下山。
きつかった登りの雪渓も、下りはもちろん
これこれ~
ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ===
なんていい気になって遊んでたら、おや?
気がつけば目印のピンクリボンが無いえっ
とりあえずこっちではなかろうかというパパの野生の勘に従って進むも、
なんの目印も出てこない
どうしよう~
完全に登山道から外れてしまったらしい
しばらく下って行くと名残ケ原が遠くに見えるパパ!グッジョブ!
良しっと!そこを目指してススムススム
なんだか通ったこともない沢に出たものの、なんとか無事元の登山道へほっ。
登山マップを見てみると、
どうやら登山マップにも記されてるような王道の間違いを犯していたよう
(白い矢印方面に進んだと思われる)
ひとまず無事に下山し、車で待ってたベルモナの散歩をし、
おまちかねの須川温泉に入り、一路家路へと着きました。
登山ではとんだハプニングもあったけど、不思議と工程時間はマップ通りの
上り1時間50分下り1時間30分とまずまず。
締めの須川温泉は最高だったし
振り返れば三陸海岸から仙台、栗駒まで見事に歩きっぱなしの3日間
家に着いた時にはもちろん体中バッキバキのヘロヘロ~でしが、
不思議なもんで心は満たされ、体中の疲れさえも心地いい~
なかなかハードなGWでしたが、とっても満足な素晴らしい時間を過ごすことが出来ました
これから何回お嬢とこうして旅行に行けるのかわからないけれど、
時間が許す限り、一緒にこういう時間を過ごしたいと願う母でした
2015.GW旅行終了。
私も行ってみた~~い
いや、いや、そこいじるか
帰ってきてから喧嘩三昧なんすけど
まっ!喧嘩するほど仲がいい~ってことでチャンチャン
仲がいいと自然と服もお揃いになる訳で。
いいからいいから否定せんでも。
いいなあ仲良しで