先日、9月25日放送のテレビ番組「主治医が見つかる診療所/芸能人徹底検査!人間ドックスペシャル 第18弾」を後半部分から見ていました。
芸能人の一週間の食生活のビデオを見ての医者の解説があり、「暴飲暴食をやめる」・「減量する」・「糖分を控える」などが対策として上げられていました。
ビデオを見ていますと、編集でそれぞれのある部分を強調されているのが分かっていながら「癌になるのが当然」と何度も声を出したくなるほどでした。
癌の下地の要素になるものは、暴飲暴食など食生活の乱れや過労などによる心身のストレスなどなど、挙げればキリがありませんが、目に見えない要因としての使用された農薬や食品添加物、汚染された空気中の化学合成物質などの影響は日増しに増えるばかりでけっして見逃すことができません。
これらの隠れた要因は、意識しないことには気付かないままに摂取、接触により人間の心身を蝕み、状況次第では死に至らしめる恐ろしい物であります。
日毎、地球上のどこかでより複雑で、強力な化学合成物質が作り出されるとともに大量生産されて世の中のいたるところで使用されていますが、一般の消費者でも工場で製造加工されるほとんどの食品には食品添加物その他が、また、シャンプー・洗剤・歯磨き粉などの日用雑貨品などはもとより農作物・畜産物・養殖された水産物にも添加剤、農薬、化学薬品などが数知れず使用されていると聞けば納得できると思います。
これらの詳しい内容は割愛しますが、その元をただすと製造、流通、販売に関係する大手の会社が「大量に生産」→「安価で販売」→「消費者が大量に消費(浪費)」という、「大量生産大量消費で効率よく」を主導したもうけ主義の結果であり、現在の一般市場で販売される商品の殆どのものには化学合成物質が含まれているのが現状です。
化学合成物質を避けて生活するとなると、「市販で販売されている商品はほとんど購入できない」事態に陥りますが、残念ながら現実のことになってしまっています。
化学合成物質を避けての生活のベストは自給自足ですが、実現するには非常にハードルは高く、相当以上の覚悟がなければ不可能だと凡人のわたしでは言わざるを得ません。
現実には、「添加物・農薬・化学肥料・化学薬品等の化学合成物質不使用」・「有機栽培」などの商品を選び出す時間と手間を惜しまずに、費用のアップ分は可能な限りやりくりしてでも購入することがベターと言えるのではないでしょうか。
自主行動をしない限りは、化学合成物質に侵され続ける生活を送るだけであり、各々が意識を高めて現状を良く理解し、自覚を改めて挑戦し続けなければならないと考えます。
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