15日、16日と気仙沼の仮設住宅で産総研が企画した「みんなでつくろうウッドデッキ」の応援に参加しました。
千葉の栗田宏武さんの率いる「モノづくり支援隊」の皆さんがウッドデッキづくりに来られました。
15日10時過ぎには全員仮設住宅に集合、さっそく8人のメンバーはデッキ作りに取り掛かりました。手際よく設計図に従って束石を並べ、束を立て、大引きを固定し、さらに根太をその上に直交させ、その上に145mm幅のデッキ材を並べて、ビス止め。作業の進行とともに、仮設住宅の住人や近所の人たちも参加して、材料運びやビス打ちを手伝う。5時ころには約10
坪のデッキ完成かと思われましたが、3時過ぎにビスがなくなって、ここで15日の作業は終了。16日はスロープ部分のビス止めと手すりの作製ということになりました。
16日は朝8時くらいからスタート、11時前には手すり完成、残りのビス打ちやスロープも完成。モノづくり支援隊のメンバーはさすがに手際よく、無駄のない作業。
栗田さんはお昼少し前から30cm高くらいの丸太から小さな熊を彫り、、手摺の上にかざりました。住民がさっそく飾り付け。さらにイーグルを彫ってデッキの上に。観客は食い入るように見入って、しきりに感心していました。
1時半には後片付けも終わって終了解散となりました。
この場所は3時から始まる住民のお祭広場になります。すばらしいプレゼントができました。きっと皆さんに喜んでもらえると思います。栗田さん、麦さん、しもやん、大ちゃん、小倉さんご夫妻、獣医さんご夫妻、産総研の皆さん大変お疲れ様でした。
フクロウの着色を試みた。
前回はアクリル塗料でフクロウの羽根の模様を塗ってみたが、どうもしっくりこない。もう少し勉強が必要だ。フクロウの形の土台を作って、これに絵を描くという感覚が必要かもしれない。これはこれでもう少し進化させなければ。
今回は枯れた校木で作ったフクロウにオイルステンを全体に浸み込ませてみましたが、木目も生かされるので、こちらのほうがしっくりくる。明日はこの上にニスをかけてみよう。 早く仕上げて、地元小学校に納めなければ。
2012/09/06
町内の園芸部長さんから、本年の花壇が青葉区長賞に選ばれましたとのこと。
審査時のコメントは、「カラフルで愛らしい花壇がひときわ目立っていました。花の使い方もとても工夫があり新鮮でした。リアルなパンダの彫刻も目をひきました。」
とのこと。わたしの彫刻も少しはお役に立てたのかと嬉しい限りです。
町内の皆さんが楽しみながら植えて、心を込めて育てた花々が輝いて見えます。
来年も彫刻の依頼があれば大変光栄です。さて来年の花壇のテーマは?。
7月19日(木)に蒲生の和田新田でチェンソーアートをやってきました。
O建設の相沢さんの企画で、被災した蒲生の和田新田の住民を力づけようと、広瀬小学校の6年生の子供たちの意向をくんで、120人がリコーダ演奏やダンス、太鼓の演奏を披露しました。大変すばらしい子供たちでした。
しめくくりのイベントとして、私は、福が来ますようにと定番ですが、前向きのフクロウを彫りました。直径50cmの松の流木を使って、なんとか50分程度で仕上げることができました。子供たちに目を黒く塗ってもらいました。
地域の人たちや児童たちは最後まで見てくれました。ありがとうございました。
帰りに、近くで建設中の復興酒場ビアズバーのログハウスに寄りましたが、ご夫婦で屋根葺きの最終段階にかかっておられて、ちょっと見ない間に、完成真近なのでびっくりしました。しばらくお手伝いをして帰路につきました。早く開店するといいですね。自分の住居の建設を後回しにして、お店の完成を目指しています。頑張ってください。
音やんも突然現れて、仕事中にとおりがかったとのこと、しばし歓談をして帰りました。開店祝いに何を彫るか?考えとこう。
本年の町内の花壇の植え付けが、先日行われ、私の作ったパンダを飾ってくれました。近所のイグネの杉が伐採されましたが、私のために元の部分を取っておいてくれました。ありがとうございました。
やはり、パンダは着色しないとそれらしく見えないので、ミルキーホワイトとマースブラックを使って塗ってみました。
仙台に一足早く、パンダがやってきた・・・・・それも親子だよ~ん。
4月14日は栗駒高原森林組合主催の林業祭でチェンソーアートデモをおこなってきました。メンバーは宮城の佐藤さん、秋保の音やん、それにシンスケの三人です。当日は雨の予想でしたが、雨が降ることもなく、楽しくチェンソーアートができました。スチールのチェンソーを使った若手フォレスターの早切り大会などもあって大変賑わっていました。
午前の部、午後の部、各45分の持ち時間で作製した作品はオークションで全品完売でした。佐藤さんは、花鉢を抱いたクマとタツノオトシゴ、音やんはパンダと
かわいいウサギ、わたしは午前午後ともにフクロウ。
森林組合の皆さんには大変お世話になり有難うございました。
3月29日(木)
石巻、橋浦小学校でチェンソーアート
森林インストラクター協会のご依頼で石巻でチェンソーアートをやってきました。
学校の敷地の端にある斜面にニセアカシアの直径40cmの切り株があって、この切り株に
直接スタンプカービングの予定でしたが、足場が悪く、この切り株を切って、校庭の一角に
運んで、作業することになりました。インストラクター協会の皆さんが、力を合わせて、切り株を切って、斜面を転がしながら、作業場に設置してくれました。子ども達は大変喜んで、見てくれました。高垣さんほか森林インストラクターの皆さん大変お世話になりました。
先日火曜日と水曜日、南三陸町行ってきました。栗田さんがこれないとのことで私に依頼がきました。大変光栄なことで喜んでお受けしました。
当初はあさひ幼稚園でプランターを作る予定になっていましたが、幼稚園の前に養鶏場があって、雛を育てていて、チェンソーの音が出せないことが分かり、急きょ大雄寺という近くのお寺の駐車場で制作することになりました。丁度、駐車場には杉の枯損木(津波による塩害)が山のように積まれていて、そこから適当なものを選んで、まずはプランター5個を作製。それから、50cm径の杉材を使ってフクロウを彫りました。
幼稚園の保育士さんからパンダを彫ってほしいとのこと、翌日パンダを彫って、
12時からいよいよ園児がプランターに思い思いの好きな色で着色をしました。
パンダも黒と白で面白い着色になりました。みんな大変喜んでくれたようで素敵な日になりました。
このイベントを企画されたNEWSEDの青木さんには大変お世話になりました。取材の皆さまも一緒になって、作品の運搬、片づけなどを手伝ってくださり、頭がさがりました。
10月16日は栗駒の文字温泉さくらの湯でチョウザメを彫りました。
文字温泉では豊富な水を利用して、チョウザメを飼っているので有名です。
佐藤さんはここの温泉とは以前からお付き合いがあって、その関係で今回お誘いがありました。材料になる木は径60cm以上で樹齢120年近い赤松2本と、35cm径程度の杉、それに大きなケヤキです。
佐藤さんは一番でかい赤松3mを使って豪快にチョウザメを完成させました。大きいのと、堅いので、4時間足らずで彫りあげるには並大抵ではなかったと思いますが見事でした。須斎さんもデザイン性豊かなチョウザメを彫りあげました。 温泉のモニュメントとしては大変アピール性があると思いました。
高橋さんはなんとケヤキを使ってチョウザメに挑戦。外から見ると少し腐朽しているように見えましたが中は大丈夫でした。やはり堅いのでかなり難儀しながら、なんとか仕上げることができたようです。
富谷の佐藤さんは表情豊かなクマ2頭を彫りました。にっしゃんはフクロウと花のポットを抱くクマ。
竜太郎さんは今日はお手伝いといっておりましたが、フクロウを彫って帰りました。
昼食にはなんと旅館の主人の計らいで美味なイワナの串焼きやチョウザメの刺身が出てきました。
作業終了のあとに、温泉にゆっくりつかって、疲労は一気に回復。
旅館の皆さま有難うございました。
今日は10時から蒲生でのチェンソーアート練習会に行ってきました。
ビアズバーの阿部さん、リルーツの広瀬さんがまず来られて、音やんと私を入れて4人でスタート、間もなく吉田夫妻と二瓶さんの娘さんもこられて、それにウメちゃんも参加、にぎやかな練習会でした。音やんの指導でスタートしましたが、皆さんそれぞれ個性ゆたかな傑作をつくりあげました。
日頃いつも応援に来てくれる
イガネエさんもここからすぐのところに住んでおられて、先日の水害にあわれたそうです。
お見舞いにフクロウを彫りました。
名前を彫るのに四苦八苦していましたが、
ウメちゃんがもう帰るよというので、はっと
気がつきました。彼にやってもらおうっと!?
なにせ2行で彫ろうとおもっていたら、これは
字を曲げて一列にデザインあっという間に
仕上げました。さすが、うめちゃん!五十嵐さんに喜んでもらえるかしら?
9月10日、11日と、毎年開催される、金山杉で有名な金山町の東日本チェンソーアート競技大会に参加してきました。10日は曇りと雨模様の中、メインカービングで汗をながしました。材は末口50数cm径、長さ2メートルの大きな材でこれはラッキーと思いましたが、実際は朝10時スタート、午後4時には終了、もうへとへとです。
翌日はバトルカービング1時間半のあと、
選抜者4人が30分間で作品を仕上げるという過酷な決勝。題材はその場で、観客からの要望にもとづくという趣向ですから、並大抵ではありません。
ちなみに、パピヨン犬を抱いた観客がこの犬彫って頂戴!!、フラミンゴ彫って、「親子の愛」を彫ってなどという勝手なお客の要望。
なんと、これらの要望をすべて30分間で彫りあげるという離れ業を選抜4人の皆さんやってのけました。
カーバーの皆さんとの楽しい2日間を過ごすことができました。
金山町の関係者の皆さまには大変お世話になり、有難うございました。