今年もスロバキアからヴィオラ奏者チェフタマシュさんが奥様のピアニスト石栗宏実さんの里帰りに同行して、ワインで有名な高畠の葡萄農家兼フレンチレストラン、フルールドソレイユに来て素晴らしい演奏会を催してくれました。チェフタマシュさんはスロバキア国立歌劇場のソロヴィオラ奏者でもありますが、ハンガリーのジプシーバイオリンの流れを汲む家系で、今回も奥様のピアノ伴奏でジプシーバイオリンの名曲の数々を堪能させてくれました。
レストランシェフは大正時代の古い壊れたピアノが倉庫に眠っているのを発見して、この修理を仙台の腕のいい調律師Kさんに依頼、2006年に復活しました。以来、毎年、石栗さんの里帰りに合わせてコンサートが開かれます。このピアノは実はピアノのストラデバリウスと呼ばれるC.ベヒシュタインです。
チェフタマシュさんご夫妻、そしてピアノ調律師のKさんご夫妻と一緒に記念写真を撮らせていただきました。
ジプシーバイオリンの豊かな表現とベヒシュタインの細やかな音色に酔いしれた一日でした。