>元祖ピルスナーの写真です。豚人形のウェイターがご案内します。
チェコ人がよく飲むビールは、外でも家庭でも500ml入りが主流なのですが、
今回は一回り小さい350mlのビンビールにしました。ブーッ!
そばにありますクリスタル・カットのボヘミアングラスが、ちょうど
350mlで飲むのに相応しいものですから、この小瓶と言う訳です。ブーッ!
この泡立ち、よいですねぇ~。一円玉が楽に何枚か載る程ですから、さすが、
本物のビールはやってくれるんですねぇ~。
ところで、缶ビールとビン・ビールはどちらが日持ちするか?
最初は私も缶、そう思っていました。ところがビンの方なのだそうです。
理由は、缶ですとプルトップのところにホンの少し2ミリm位の隙間ができ、
その隙間の酸素が、質を多少ですが劣化させると聞きました。
それではビンは・・・打栓するときにビン上部と液体との隙間に少しエアーを入れ、
液体の中から出てくる炭酸ガスの影響を利用し、殆ど無酸素状態になるため劣化が
抑えられる、と言う事だそうです。
さらに、ビンの緑色や茶色は、紫外線対策として最適の色とか。
本当は樽出しが最高なのですが。
ピルスナー・ウルクゥェルの製造工場で飲ましてもらえる
樽出しはビールの概念を一辺させてくれるほどでした。
なんで、豚人形なのか? ですって!
それはツマミの定番と言えば、日本の場合「枝豆」が人気筋でしょうか。
チェコでは、勿論そうです「ハム・ソーセージ」なのです。
原材料の、その豚君がウェイーターであるという、チョイとしたアイロニーというわけです。
もう一つトリビアを! 「ビヤ樽ポルカ」という曲があります。
これはドイツの曲と思っている方が多いのではないでしょうか?
残念ながらドイツではないのです。チェコ人の作曲家「ヤロミール・ヴェイヴォダ」が書いた音楽なのです。
表題は全くビールとは関係が無く、「Skoda Lasky」”シュコダ・ラースキ”(愛のもどかしさ)とでも訳せばよいのでしょうか。
自分の想いが愛する人に上手く伝わらない・・・というような歌なのですが、軽快な曲の印象から
「ビヤ樽ポルカ」になってしまったのだ~BooW!!