ピヴォ プラハ・ノート

指揮者 武藤英明公式ブログ

頑張れ 日本のビール達よ!ワイン、その抜群の広報力

2012年05月26日 | ビール・ワイン・ゴルフ・チェコ
ワイン、その抜群の広報力!
果たしてビールは?

上空3万3千フィートで飲むビール。

フランクフルト発 全日空NH204便~羽田行 新型機材B787型機が
離陸から水平飛行に入り、シートベルトのサインが消え、客室内では飲み物の
サービスが開始。この新型機は居心地がよい。酒も進みそうだ。

 メニューには、写真の通り、シャンパンが最初に記載され、順に白ワインから赤ワイン、
次いで日本酒・焼酎・梅酒と並んでいる。それぞれ、銘柄や内容の細かい説明書きまで・・・・
ところが、ビールはたったの3文字。ビール・・・
銘柄の記載も無く、内容説明も勿論も無し。それからするとワインや日本酒や焼酎はやってくれている。

 「お飲み物 何になさいますか?」メニューを広げ、客室乗務員が注文を訊く
 「ビールをお願いしたいのですが、何がありますか?」
すると乗務員は
 「はい キリン サントリー アサヒ サッポロ等ございます」
 「そうですか メーカーは分かりましたので、商品名は?」
 「少々お待ち下さい」・・・

1~2分後
 「“一番絞り”“プレミアム・モルツ”、“スーパー・ドライ”に“黒ラベル”等々、ご用意してございます」
 「では何々をお願いします」・・・
と言って各々350ミリ缶を一缶ずつオーダーし、食事中も銘柄を替え、
90分ほどの至福のひとときが過ぎていく。

 今回で日本とプラハとの往復「176往復め」・・・ビールの本家チェコやドイツから飛び立ち、
機内でときにワインも飲むが、殆どがビールだ。
このビール達にも、もっと広報活動を頑張って貰えないのだろうか?・・・ビール醸造は文化なのだから。
ビールファンを増やし、日本もビール大国の上位にランクインされて欲しい。
各々が違う個性をもっているのにどうしてだぁ~、機内にあっては只の「3文字 ビール」
これは、ビール党にとっては寂しい。

 トリビアの知識:チェコに「ビール友好党」と言う政党がある。
「Strana Pratelske Piva」チェコ語で訳のとおり。
残念ながら議席をまだ獲得出来ていない。実にチェコらしいウィットを感じる。

「頑張れ 日本のビール!」
上空33.000フィートで願う儚い思いである!!

 ビールは5千年の歴史を持つ文化なのだぁ~!!
 

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