原発が時限爆弾であることは、広瀬隆氏が予測されたように、福島第一原発の事故で明らかになった。
それでは、何発の時限爆弾が日本人に2015年7月時点でセットされているのであろうか。
未だ、原発が再稼動しない状態では、一発も無いと考えられるだろうか。
全くの検討違いである。原発が再稼動しなくとも、各原発の燃料プール内には冷却が途絶えると爆発する使用済み燃料が貯蔵されている。
同様に、東海村再処理工場、六ヶ所村再処理工場、高速増殖炉もんじゅ等の核燃料サイクル施設には、行き場の無い、使用済み燃料およびガラス固化体が無数といっていい程、貯蔵されている。
いわば、何千という!! 針のむしろではなく時限爆弾の弾頭のむしろの上で日本人は暮らしていることを忘れてはならない。
従って、福島第一原発のような事故が二度と起こらないと考えるバカがいないであろうことを祈る。