雲ノ平周遊－鏡平山荘から新穂高温泉へ

3:00にトイレに立ち、そのまま鏡池に行きました。

満天の星で天の川がキラキラと輝いています。しばし観賞。
槍・穂高の輪郭も綺麗に見えていますので30秒露出で撮影。

やはり露出不足で三脚がないと無理でした。
やがて星が消えて空が薄明るくなり始めました。

4:00起床のため部屋に戻って昨夜受け取った朝食弁当を頂く。
今日は雨具無しで下山できます。

【8月8日、4日目最終日】
鏡平山荘－小池新道－わさび平小屋－新穂高温泉－松本駅

4:50に鏡平山荘を出発。

すでに湧いてきたガスの中に朝焼けの槍の穂先が浮かびます。

鏡池にて撮影タイムですが、すでに槍・穂高の稜線は雲に包まれていました。

松本駅のあずさ発車時刻を考慮して黙々と下ります。

　　

鏡平から一息に下り、シシウドケ原（2090m）で休憩。 

　　

さらに秩父沢に向かって下ります。
新穂高温泉と穂高連峰の朝雲です。

　　

朝日が当る穂高連峰の稜線。

所々の沢水でタオルを濡らし、顔や手を拭きながら歩く。
濡れたタオルで首筋が冷えてさっぱりします。

笠ケ岳－抜戸岳稜線も朝日で明るくなりました。

6:20に秩父沢を通過。

新穂高温泉の谷に雲が湧いています。

　　

7:00に左俣林道との合流地点まで下る。

下山道を振り返ります。

小池新道入り口の枯れ木。
大震災で残った三陸海岸の松のように頑張っていますね。

　　

しばらく左俣林道を歩き、7:20にワサビ平小屋（1400m）に到着。
冷水に浸たされた美味しそうな果物が売られています。

　　

7:40笠新道の登山口で冷たい美味しい水を汲み、これも持ち帰りです。

　　 

笠ケ岳・エボシ岩でしょうか。

　　

つらい林道歩きですが、所により
左側にある風穴（お助け風）から冷風が吹いてきます。 

　　

右側の沢からは岩しぶきが吹き上がって霧状に舞い、
森林浴とチョッピリ涼しいミスト浴が同時に楽しめます。

　　

夏休みを利用した様々な登山者が林道を次々と登ってきます。
快晴ですが、雷雨の夕立に注意して下さい。

　　

笠ケ岳の穴毛谷ガレ場が見えるとやがて新穂高温泉です。

左俣林道の登山ゲートを通過。 

8:30に新穂高（1100m）バスターミナルに到着。
予定より一時間早い下山で健脚メンバーに感謝。

新穂高ロープウェイ駅はすでに稼動しています。

　　

直ちにジャンボタクシーに乗って平湯温泉に向かう。

予定したひらゆの森に9:00に着きましたが10:00開館です。
9:00から営業しているバスターミナル最上階にある露天風呂に変更して入浴。
開館直後のためお湯が中々出ませんでしたが、三人だけでノンビリとくつろぐ。

ターミナル裏手にある蕎麦屋で冷たいモリソバ800円を頂く。
大盛りを頼んだ女性から1/3程分けていただき、今回は色々とご馳走になりました。

 　　

10:50にジャンボタクシーに乗り、阿房トンネルを抜けて先日の落石箇所を通過。
まだまだ補修工事が続きそうです。

12:30頃に松本駅に到着し、買い物とアイスコーヒーで時間調整。
13:47発の特急あずさは夏休みを楽しむ人達で満席でした。
  
今回の山行は、これで無事に終了。
40%の雨中山行でしたが、庭園周遊と三俣蓮華岳登頂で満足でしょうか。