熊 今日はどこに出没!!

今日はどこへ行こうかな 

登山解禁の200名山・会津朝日岳

2015年08月20日 | 登山

東北山行二日目、夜半に一台の車が隣に駐車。
目覚めて車から出ると、星空が雲に覆われて小雨になっています。

【8/16、登山口-三吉ミツギ-叶の高手-避難小屋-会津朝日岳-往路下山-関越道-昭島帰着】

5:00に起床し、霧雨の中でカップラーメン朝食。隣の単独男性は早々と出発しました。
その後200m先の登山口駐車場に移動して登山準備。小屋泊りの車が一台駐車中。

登山届けを出して5:30に登山口-580mを出発。

今日は高低差1040mのピストン登山です。 

木橋を渡って沢沿いを進みます。 

     

まもなく二つ目の木橋を通過。霧雨が消えてお天気に恵まれたようです。 

小雨で濡れた緩やかな草原道が続きます。 

徐々に高度が上がり、6:00に沢を渡渉して左側に移ります。 

藪っぽい濡れた草木を掻き分けながら緩い斜面を進みます。

     

次の渡渉で右側に移り、傾斜も増してきました。

沢沿いの草道を登り詰めて、6:20に三吉ミツギ(水場)-880mに到着。

     

冷たい水を一口飲み干し、只見町方面を見下ろします。

ここから叶の高手まで高低差500mのジグザグ道になりました。

乾いた歩き易いジグザグ道を登り、7:30に人見の松-1270mを通過。

     

人見の松と小雨上がりの只見町の眺望。

叶の高手まで高低差120mになりました。 

岩っぽい尾根を直登する道になり、日差しに照らされます。

小ピークに出ると、叶の高手と背後に会津朝日岳の稜線が見えてきました。

8:00に見晴しの無い叶の高手-1430mを通過。

     

鞍部まで高低差100m程の下り道になりました。 

5分程先に大クロベの巨木がありました。 

近畿の大日岳で見たフォークの木に似た印象です。

鞍部の平坦な道で単独男性とご挨拶。

     

昨夜避難小屋に泊ったとのことで、登山口の車の方でした。

会津朝日岳への登りになり、8:25に避難小屋-1350mに到着。

     

小腹を満たし、最後の高低差270mを頑張ります。ここでトレランの方が先行しました。

山頂直下の急登になりました。残雪は消えて草に覆われています。

草木を掴み、足場を慎重に選んで岩場を登ります。唯一の危険地帯です。 

大汗を搔いて登り詰めると右手の稜線に道が伸びています。 

最後の岩場を登って山頂に立ちます。

しかし、山頂はさらに右手の稜線にあり9:15に会津朝日岳-1624mに到着。

会津朝日岳(あいづあさひだけ)は、福島県南会津郡只見町の南部にある山である。標高1,624.2m。
三等三角点「朝日岳」設置。越後三山只見国定公園に属する。周辺の集落が深山の谷深い地域にあるため、
遅い時刻にならないと太陽を見ることができない中、この山は早朝に日を見ることができるため、朝日岳という。

江戸時代の文化年間に編纂された『新編会津風土記』では、「朝日山 伊北郷ノ諸村ハ深山中ニ住スル故、
晏テ後始テ日ヲ見ル、只此山ノミ詰朝ニ日ヲ見ル故名トス」とある。国道289号の黒谷地区の分岐から白沢
集落、「いわなの里」を経由して赤倉沢登山口駐車場まで、車道を約7.0km。赤倉沢登山口駐車場から
三吉ミチギ(水場)、人見の松、叶の高手のピーク(1,430m)、熊の平上の朝日岳避難小屋、バイウチの
高手を経て山頂まで約6.1km、約4時間。山頂付近は岩場になる。

     

昨夜、隣に駐車された方に撮影して頂き、後続の男性ともしばし山談義。

北側に守門岳-浅草岳-御神楽岳方面。

西側は荒沢岳-中ノ岳-越後駒ヶ岳方面。

南側に丸山岳-至仏山方面。霞んだ空でイマイチの鮮明度でした。

昼食後、9:50に下山開始。直下の急斜面を慎重に降ります。

急斜面下の草原に降りると、後は危険帯はありません。

避難小屋を通過して鞍部の道を進みます。 

叶の高手まで高低差100m程の登り返しになり、日差しに晒されます。

10:50に叶の高手を通過。後は登り返しの無い下山道でほっとします。 

稜線から会津朝日岳を振り返って、別れを告げます。

水場の三吉ミツギまでジグザグ道を下ります。
ここで単独男性とご挨拶。結局、蒲生岳の方は現れませんでした。 

     

意外に長い下山道での日射対策がポイントになりますね。

11:45に三吉ミツギに到着。たらふく冷たい水を飲んで、浴びて生き返りました。

後は沢沿いの草むら道を下るだけ。

渡渉地点も変化なく渡れました。 

朝方は濡れていた草木も乾いています。

沢沿いの道を下っていくと、意外に時間が掛かりました。

帰路の300km運転を考慮し、途中からクールダウンして歩きます

    

12:30に登山口駐車場に帰着。高低差1040m、7時間、26000歩の200名山でした。 

下山届けを提出し、すぐにいわなの里に移動します。

車内を冷やしながら登山靴を履き替えていると、大きなアブが群がってきます。 

温泉代節約のため、いわなの里のバケツを借りて冷たい水で体を洗います。
アブに喰われながら着替えてサッパリしました。

只見ショッピングセンターでアイス、牛乳、コーラー、大福を買って300km先の昭島に向かいます。

小雨混じりの田子倉峠越えになりましたが、新潟側は快晴です。
小出ICから関越道に乗り、25km以上のお盆渋滞を乗り越えて20時に昭島帰着。

只見町の果物と三吉ミツギの水を持ち帰って美味しく頂きました。
次は五色ケ原縦走ツアーで薬師岳-立山に出掛けます。


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