あわや・・・

３日前のことである。
隣の犬が悲鳴をあげている。
昼間は外犬さんのルーくん　ムカデにでも咬まれたのではと見に行くと後ろ足にロープを絡ませて宙づりになっている。

行った時は　もう鳴き声も上げられない状態でボロ布のように釣り下がっていた。
どうした事だろうと考える間もなく、抱き取ってロープを解こうと試みるがいっこうにらちがあかない。

といってもう一度抱いている手を放し　再度宙吊りにすこともできない。
大声で近くで農作業をしていた人に助けを求める。
ハサミでロープを切り、獣医さんへ。

幸い緊迫による皮膚の損傷のみで、発見が早かったので血行障害もなくヤレヤレ。
ルーくんにすれば焦ってロープから逃れようと　もがけばもがくほどロープがよじれ短くなりつり上げってしまったようだ。

犬ってロープが何かに巻き着いた時も　反対方向には行けないで同じ方向にばかり周り逃れようとすればするほど動きが取れない状態になることがある。



３日経った今日　何事もなかったように元気で安心する。
あのタイプのロープは止めてもらい、太目のリードで係留されている。
リードの端にロープを足し上で洗濯もの竿に掛け、かなりの距離を自由に走れるようになっている。

因みに　ルーくんはプードル、夏用に全身の毛をカットしているので何犬か直ぐには分からないでしょう？