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バスティン研究会広島

バスティン研究会広島の活動内容

水谷先生 指の講座(2016年5月)

2016年05月23日 | 指の講座
水谷稚佳子先生による、指の講座
2016年5月20日(金)ヤマハ広島店3階サロンにて行われました!

【初級コース】
ハピトレを実際にレクチャーを受けながら実施しました。今までのハピトレは、2016年1月・2013年6月の記事からも見れますのでどうぞ!
習ったことと変わっていることはあったでしょうか?
得意なもの、苦手なものが人によって違って面白いですよね。



【中級コース】
コンペの曲からネックになりそうな指の動きをみんなで考えました


〈タンポポが飛んだ〉
・1拍目の4分音符が下に重さが向かうように注意する。
生徒が上からリズム打ちをする受け皿を作って確認してみる。

〈いなか風のおどり〉
左手の分散和音がバラつく。指で弾くのではなく、ひとつの塊として取る。

〈ピックニックへ行こう〉
和音が難しい曲。冒頭などの和音を弾く時に、リストボードを使ってみる。
親指を中に片付けて、まず小指だけ弾いてみて、次に真ん中の音も足して弾いて。
親指で弾くところは左手で弾いてみて。耳と手の感覚を覚えていて、リストボードををはずして普通に引いた時には、親指は触れる程度にして。メロディに耳を傾けて、親指に力を入れないことが大切。

〈カプリチェット〉
分散和音の下降の後の高い音(左手で弾くところ)は、まず「ズブリと刺す!」
音が欲しいので左手は下まで弾き切る。

〈Twinkle Rock〉
タンポポのリズム打ちと同様に、2分音符の時に落としてしまう。

〈やさしい花〉
トリルの部分は、リストボートをつけて34だけでリズム練習して、4だけアクセントつけて。あとは2343だけの練習など。

〈うた〉
こけてしまう三連符はやさしい花と同様の練習を。重音では、どちらがじくになるのかをしっかりと考えてバランスを作って。

〈リゴドン〉
ソファミレドの左の下降は親指に力が入ったままなので、345が弾きにくくなってしまうことに注意して、ボードを付けて1を片付けて。4を先に準備して上げて弾かせてしまう。

来月も曲を持ってきて、抜粋で指導していただくことになりました!よろしくお願いします。


【上級コース】
チェルニー30番 より 11番

「この曲では、何が問題になりますか?」
→ → → スケールの指くぐり。
指くぐりのポイントになるのは、1の指の存在。

1小節目のスケールを取り上げて、一人一人実際にピアノを触りながら練習法を教えていただきました。

①1の指のくぐりのところで二つにわけて、123(ソラシ)と12345(ドレミファソ)にわけて、素早く弾いてみる。
12345の動きの時に、1の指はその場でつっぱらないように、弾いた指の方向に(2➡5)についていくような感覚で、力を緩めるととても弾きやすくなる。

②1を抜いて練習
23 2345と弾いて、1は軽く触るだけ。

③ソレミファソファミレ(52345432)と連続して弾く練習をした後
ボードをつけて、ドレミファソファミレ(12345432) 同様に連続して速く弾く

④ボードをつけて、(親指もゴムで止めて)指だけの動きでレミファソファミ(234543)と動かし、弱い指にアクセントをつける。
その後に、1をゴムから外してドレミファソファミレ(12345432)

⑥指くぐりの部分を取り上げて、、
シドレド(3121)を連続して速く軽く10回弾く

講座の中で、1➡23を同時に➡1➡2345を同時にと、1とそれ以外の音を和音で同時に交互に弾く練習方法を普段のレッスンでされているというお話も出てきました。


その後、9小節目からの左手のスケールも右手と同じように、ボードをつけて(1をゴムで止めて)5432345 ➡ (1も使って)543212345をそれぞれ連続して弾いて、弱い指にアクセントをつけることで、粒が揃う練習も一人一人体験しました。

次回は、12番です。


水谷先生、ありがとうございました

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