バスティン研究会広島

バスティン研究会広島の活動内容

二本柳奈津子先生のセミナー

2015年01月23日 | 短期講座
2015年1月23日(金)いよぎんビル7階スタジオにて
二本柳奈津子先生によるセミナー
導入から「響き」にこだわるピアノレッスン
が行われました。
沢山の先生方に参加して頂きました!!


【使用教材】
バスティン・ピアノパーティA~C、ベーシックス「ピアノ」1・2、
ベーシックス「テクニック」1~4、ブルクミュラー25の練習曲


セミナー冒頭ではピティナコンペティションの2014年度のC級決勝大会へ出場した
生徒さんの演奏をDVDで視聴させていただきました
選曲に関する話や曲を作り上げるポイント、またコンクールの裏話など沢山話していただきました


講座内容についてザックリと流れを書かせて頂きます。
案内に載せられた内容をひとつも取りこぼす事なく、時間もピッタリで素晴らしいセミナーをして頂きました。
総てをレポートは出来ませんが、今回配られた資料も指導に非常に役立つもので、他の先生方からも「家宝にする!」「これがあれば恐い物なし」と絶賛の嵐でした。

・はじめてのレッスンからこだわりたい「響き」

音に対する質に関する言葉がけが大切。弾きながら、どんな音が出ているか講師が言葉で印象をしっかりと伝える事で、耳を育てる事になる。

・この時期にできる「響き」への誘導とタッチ

バスティンの色々なグッツ(玉ひもやお手玉などを中心に)を使って、本来の使い方とは別に、二本柳先生流の使い方でレッスンでのテクニックの指導の引き出し方を説明。玉ひもの「球体は総て面でなく点となる」ことがもたらす効果は目から鱗。

・エッ!みるみる音が変わります

音が出る瞬間を「音」と呼び、伸びている最中の音を「響き」と捉える。
頭の音ばかり聴いていて、伸びてる音が聞けていないことが多い。
長音を聴いて切れる瞬間を手を上げたりして、耳を開けて行く。
音がなっているに、知らんぷりしてたりするのは、無頓着。
なかなか捉えられない子には、「タンバリンなどは響きが短いね。」など別のアプローチをしてみる。

・癖のある奏法のまま育ってきた生徒へのレッスン提案

経験者の生徒さんが別の教室から移ってきた時に、現時点で何の能力が足りないのか、そして、それを補うにはどんなテキストまで戻ることが求められるのかを見極める力が必要。


二本柳先生の素晴らしいティーチングのお力と、可愛らしさからは想像できないトークの面白さで「あっ」という間にセミナーが終わってしまいました。本当に、今日はありがとうございました。

そして、この度から、バスティンのホームページから、講座のインターネット予約ができるようになりました。今回は、先立って告知ができず申し訳ありませんでした。
前売りは当日よりも500円安く購入できますので、次回は是非ご利用ください。

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