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福田晃斗の剃刀スルーパスが遮断されたのが象徴的 京都のパスカット防御に苦杯

2021年07月18日 11時00分00秒 | アルビレックス新潟
DAZNでゲーム振り返り視聴をしていないので、正確な回数は把握していませんが、福田晃斗が繰り出した剃刀スルーパスがおそらく4回は、京都サンガFCの選手にカットされて、絶好得点機会の寸前で不意になったと覚えています。
そのうち、半分の2回でも、いや1回でもパスカットされていなければ、2021明治安田生命J2リーグ第23節[京都サンガFC×アルビレックス新潟]の結果は引き分けで終わることは無かったかもしれない、そう思えて口惜しいです。
一夜明けても、それが悔しくてなりません。

令和3年7月17日(土)の京都は、みなさん御承知のように、デンカビッグスワンスタジアムで約2カ月前に相対したときよりも、最前線からのプレスをかなり厳しく掛けてきました。
あのときの京都のプレスもなかなかだったけど、昨夜の京都はあの際の2倍、3倍以上に感じられるほどの強いものでした。
おかげで、新潟は相手陣内でも思うようにボールを運べず、繋げられず。
荻原拓也による先取点も、高強度プレス戦法の賜物。

あのプレスに、新潟は〝らしくない〟パスミスを多発。
「多発」と表現しましたが、よそチームにしてみれば、それでも高いパス成功率でしょう。
栃木SCやSC相模原なんかよりもは、よほどパス精度は高いものの、如何せん、今季の新潟基準ではパスミス多発の有り様。

事実、第23節の新潟のパス本数は500本に届かず。
500本どころか、700本も超えることも珍しくない新潟です。
それが467本に過ぎなかった。
繰り返しですが、467本はブラウブリッツ秋田や松本山雅FCなどの普段よりも多いんですがね、それでも新潟には少ない部類。

とはいえ、伊達にパスを繋ぎまくる戦法に拘ってきた新潟。
パスミスを京都に誘引されることがしばしばだった前半と比較して、後半はパスが渡る回数が増えたわけです。
が、しかし今度は、そのパスが京都の懸命なスライディングなどで遮断される頻度が増加。
その象徴が、福田晃斗の必殺スルーパスが遮られた場面、それも一度や二度じゃない。

後半のあれは何分だったか、ポンポンとテンポよくボールが通り、福田が仕上げの斜めスルーパスを繰り出す。
右サイドを疾走していたのは藤原奏哉だったか、ロメロ フランクだったか。

❝福田ナイス、よし通ってビッグチャン……❞

「チャンス」と言い切る寸前で、京都選手がスライディングカット。
あれが通っても、最後の最後、シュートを吹かしていたかもしれない。
若原がビッグセーブをして止めていたかもしれない。
けど、少なくとも大チャンスは作れていた。
でも、それは夢幻に。

福田はこれ以外でも、これ以上ない時機と角度と速度のパスを繰り出していたのに、もちろん通ってチャンス未満を迎えたこともあったけど、京都の素晴らしい守備に邪魔され。
そう敵ながら敢えて「すばらしい」と表現しよう。
反面、憎たらしい防御でもありましたがね。

福田のほかの選手も、高宇洋やロメロらのパスも、決してコースミスではないのに、インターセプトされて。

それでも本間至恩→高木善朗のボール交換、そこからの同点弾は、新潟のこれまでの拘りと練度が、京都防衛網を上回ったもの。
ただ、こういう場面回数を何度も作りたかった、京都の守備をかいくぐって。

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