クライストチャーチ地震 ラグビー

ニュージーランドのクライストチャーチで震災に遭われた方々にお見舞い申し上げます。
落命された方々のご冥福を祈り申し上げます。
一人でも多くの人命が救出されますことも祈願申し上げます。


アルビレックス新潟からツエーゲン金沢にレンタル移籍中のマイケル・ジェームズはNZ出身。
北島のオークランドが出生地なので自宅や家族に被害はなかったでしょうが、友人・知人・親類が南島にいるかもしれず。
そうでなくても母国のことだから、心を痛めているはずではないかと。


来月29日、国立霞ヶ丘競技場にて開催が予定されている「キリンチャレンジカップ2011　サムライブルー日本代表×ニュージーランド代表」。
地震のために選手来日が中止になることは無いと思いますが、代表メンバーの構成に影響が出てくるかもしれませんね。
そしてゲーム当日、キックオフ前に黙祷を捧げるのでしょう。


「トヨタ自動車ヴェルブリッツ」のオレニ・アイイ選手や、「三洋電機ワイルドナイツ」のトニー・ブラウン選手等、ジャパンラグビートップリーグ、その下部に当たる地域リーグには、ニュージーランド代表経験者やニュー時ランド出身選手が少なくありません。
ラグビー日本代表のジョン・カーワン ヘッドコーチもニュージーランド人。
心穏やかじゃないはずで、心中お察し致します。
　　　　　

　　　　　

「オールブラックス」が象徴するように、ニュージーランドの国技はラグビー。
クライストチャーチには、「クルセイダーズ」というチームが存在するんですが、果たして今季、活動を継続できるのか否か？
「クルセイダーズ」は、「スーパー15」（或いは「スーパーラグビー」とも呼称）というリーグ戦に属していて、この「スーパー15」は先週末に開幕したばかり。
これはホームゲームの日程を延期、最悪の場合は中止という可能性も。

中越地震の際に、アルビレックス新潟が東北電力ビッグスワンスタジアムを使用できず、国立霞ヶ丘競技場を代替地にしてホームゲームを行ったことがありますよね。
ひょっとしたら「クルセイダーズ」も、あのときのアルビのように、ニュージーランド国内の中立的なスタジアムで試合に臨むことも検討されるのかな。


今年9月には、ニュージーランドで「IRB ワールドカップ2011」が催行されます。
クライストチャーチのAMIスタジアムで6試合が組まれているのだけど、この場合、幸いと書くべきなのか、それまでに半年間の時間的猶予が。
AMIスタジアムに大きな物損が無い限り、同地で試合が行われるんじゃないのかな。
もしかしたら震災チャリティマッチというふうになるかもしれませんね。


改めて被災者にお見舞い申し上げます。