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チョ・ヨンチョル 高卒資格 徴兵適用の有無

2011年02月23日 07時00分00秒 | アルビレックス新潟
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ミスターアルビレックスのインタビュー記事、カラー2ページで掲載されています。


アルビレックス新潟の背番号9番 チョ・ヨンチョル選手は、英語とフランス語の会話をもマスターしようと勉強していたんですね。
明らかに、ヨーロッパのクラブチーム移籍を視野に入れた行動。
かつて中田英寿が、最近だと川島永嗣も、サッカーの鍛錬と同時並行で外国語学習に励んでいましたが、ヨンチョルも同様の志で学び始めたんでしょうな。


ヨンチョルが高校卒業の資格を取得するという話をスポーツニッポン新聞で読んで、ひとつ疑問が生じました。
高卒の身分を獲得したということは、同時に韓国軍への徴兵要件も満たしたことになってしまうのか、という疑問です。



韓国人の男性が、病気等の事由を除けば、軍に徴用されるのはご周知のとおり。
但し、その条件は高校を卒業した18歳以上の男子。
別の見方をすれば、中卒ならば軍隊入りしなくても済むということ。
故にチョ・ヨンチョルは、いじわるな表現をすれば<脱法的に>軍事訓練を受けなくてもOKだったわけです。

ところが高校を卒業したとなれば、徴兵の資格が生じます。
となると、近い将来ヨンチョルも……

でもですね、韓国領土外の高校、たとえばインターナショナルスクール卒業だと、徴兵されないんですよ。
例を挙げれば、AFCアジアカップの準決勝で、日本人憎悪のパフォーマンスをして批判を浴びたキ・ソンヨン選手。
彼は、豪州の学校を卒業したおかげで、合法的に兵役が免除されています。

もしもヨンチョルの受けていた通信制の高校というのが、韓国内のではなく、日本であったり、または別の国の学校だったならば?



仮にヨンチョル選手に徴兵される義務が発生したならば、それを免除されたいという強い動機付けも同時に芽生えることに。
2014年・2018年のFIFAワールドカップや、2012年のロンドン五輪代表に絶対に選ばれて、必ずや上位に入ってみせる!とモチベーションは否応なく高まるわけで。

韓国のナショナルチームのスポーツ選手が五輪等で好成績を収める理由の一つとして、“メダルを獲得して徴兵を免除されたい”という動機付けが大きく作用している、という分析がなされます。
よくよく考えれば、でもこんなモチベーションというか、「ニンジン」は哀しいことですよね。
軍人になりたくない、だから死に物狂いでスポーツの鍛錬に勤しみ、ゲームに挑むだなんて、余りにも哀しい。
単純明快に、優勝したい、表彰台に昇りたいという目標を持って競技に打ち込めないだなんて、切ないですよね。


まあ、自分があれこれ妄想しても詮無きことなんですがね……
あ〃できることならば、ヨンチョルには軍人さんになってもらいたくないなあ。

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