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空と無と仮と

沖縄・日本史・ミリタリーなど、拙筆ながら思ったことをつれづれと、時には無駄話、時にはアホ話ってなことで…

ブルーインパルスは無駄かどうかについて その②

2020年06月07日 00時04分00秒 | 新型コロナウイルスについて
前回の続きです。

肯定的な「感謝の気持ち」の考え方に続いて、

今回は否定的な「税金の無駄遣い」に関してです。


もう一度書きますが、

自分は歴史マニア軍事オタク飛行機オタクです。


ブルーインパルスの編隊飛行について、

否定的なことをおっしゃる方は、

多分、自衛隊の存在自体を否定している方々ではないのでしょうか。


つまり「自衛隊は人殺しの訓練をしている」とか、

「戦闘機は人殺しの道具」だとか、

常々そのようなことを主張されている方々ではないでしょうか。


ハッキリいって、間違ってはいないと思います。

ただし、だからといってそのような考え方を支持するような、

あるいは同調することは絶対にできません。


なぜかというと、

その人たちは完全な「自己矛盾」に気づいていないからです。

あるいは、

自分の考えを訴えるため単に利用したにすぎない、

そんなことも言えるのではないでしょうか。


戦闘機を「人殺しの道具」という考え方、

「人を殺すための道具」といった論理というものを、

本当に適用するのであれば、

あの人たちは「刃物」を使っていないはずです。

この場合、刃物というのは、

100円ショップでも売っている「カッター」や「包丁」も含みますよ。

当然ですよね…


人類が「道具」を持つようになってから、

何千年か何万年かは知りませんが、

「刃物」は生活を豊かにしてきたと同時に、

「刃物」によって人を殺し続けています。

「戦争」という概念がない時代から延々と脈々とね。


その「刃物」によって、

一体、何人の人が殺されたのでしょうか?

そして、戦争でもないのにもかかわらず、

この日本では何人の人が「刃物」によって殺されてきたのでしょうか。


「人を殺すための道具」を毛嫌いしている人たちにとって、

なんとしても絶滅させなければいけないもの、

それは「刃物」であるはずです。


しかし、あの人たちはまず間違いなく、

日常的に「刃物」を使っているはずです。

「人殺しの道具」を子供たちにも買い与えているはずです。

理由は、まぁ…

もうバカバカしいから書きません。

それだけ偏った考え方としか言えません…


この「自己矛盾」に気づかない人たちは、

自分が掲げた「戦争は悪」「軍隊・自衛隊は悪」という、

「正義」の正当化をしているつもりでしょうが、

結局は自己矛盾に気づかないというような、

了見の狭い人ではないかと思いますよ。

それに「職業差別」であることにも気づかないのでしょうね。


ちなみに編隊飛行をした航空機は「練習機」ですが、

あれを当たり前のように「戦闘機」と言ってしまう、

あるいは書いてしまう人にとっては、

自衛隊や軍の航空機は全て「人殺しの戦闘機」なのでしょうね…


これも結局は何の理解もしていない、

あるいは理解しようとしてないで、

物事を恣意的に断罪していることに、

気づいていないのではないでしょうか。


とにもかくにも、

自衛隊の存在自体を否定するわけですから、

当然「税金の無駄遣い」になるのでしょう。


それは間違っていないかもしれませんが、

しかし、だからといって、

あの人たちを支持・同調する気は絶対にありません。


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