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空と無と仮と

沖縄・日本史・ミリタリーなど、拙筆ながら思ったことをつれづれと、時には無駄話、時にはアホ話ってなことで…

1990年代の沖縄旅行 「ひめゆり」戦跡巡り① 南風原陸軍病院③

2020年05月03日 00時04分23秒 | 1990年代の沖縄旅行 「ひめゆり」戦跡巡り編
前回の続きです。

「南風原陸軍病院壕跡」の碑から、
さらに上へと階段を登っていくと、
黄金森全体の案内板がありました。





この案内板は現在もあるのかな?
情報自体が古いので、
今では撤去されているかもしれませんね。
ちょっと大雑把な感じがしないでもないけど、
それでも当時は有用な情報源でもありましたよ。

案内板には「受付壕跡」「24号壕」「19号壕」の3カ所のみ、
「空いている」というか、
入口が確認できるということでした。

「24号壕」と「19号壕」は事前に書物などで、
調べていたからわかっていたので、
まずは「24号壕」を目指します。

コンクリート製の階段を登りきると、
山にはよくある自然道というか、
普通に歩ける道が続きます。

といっても上り坂ではありますが、
そんなにキツくはないかな…
森の中を通り抜けるといったような、
ちょっとしたトレッキングコースか、
気軽なハイキングコースっといった感じでしたね。
そういった意味ではよくある風景です。

所々日差しを遮るような薄暗い場所もありましたが、
かといって迷うほど鬱蒼とはしていませんでした。
ハイキングやウォーキングに慣れた方はもちろんのこと、
そうでない方にも手軽に歩けるといった感じですね。

そういった状況は2020年現在も同じだと思うし、
むしろいろいろ整備されているから、
1990年代よりもずっと、
より気軽にハイキングを楽しめるのではないでしょうか。

黄金森は標高自体が低いものですから、
少し登っただけで、
今度は下り坂になります。

ちょっと記憶が曖昧なのですが、
その頂上付近に分かれ道があって、
どちらも下り坂になっていました。

初めて訪れた時は、
どちらに何があるかわかりません。
上記の案内板にも書いてありませんが、
右の道を行くと「24号壕」がありそうな感じがしましたから、
とりあえず右の道へと進んでみましたところ、
すぐに視界がポッカリとひらけて空が広く見えました。





「24号壕」はすぐに見つかりました。
1990年代はこのようにして管理されていたようです。

現在は落盤で完全に埋没してしまった「24号壕」です。
あんな風に原型をとどめないほど崩れてしまうのなんて、
あの当時は全く考えていませんでしたから、
とりあえず撮影しておいてラッキーでした。

ちなみに上記の画像は初めて訪れた時のではなく、
その後数回訪れたうちのどれかで撮影したものです。
1990年代後半だと思いますよ、多分…
2000年代だと「24号壕」の木札がなくなっていましたからね。

なお、崩落してしまった現在の「24号壕」については、
ま、一番いいのは現地へ赴くってことなのですが、
グーグル等で検索してくださいな。
他の方のブログ等で見ることができますよ。

次回以降に続きます。

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