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空と無と仮と

沖縄・日本史・ミリタリーなど、拙筆ながら思ったことをつれづれと、時には無駄話、時にはアホ話ってなことで…

「論破王」ひろゆき氏と沖タイ「ブーメラン王」阿部岳氏の戦い②

2022年11月22日 18時06分33秒 | 沖縄の基地問題について
前回からの続きです。

沖縄における「基地反対派」と「基地賛成派」という図式は、
表面上は「多数の反対派」と「少数の賛成派」となるのが、
当然の帰結となるでしょう。
現にあの県民投票では「反対派」が多数でしたし、
今年おこなわれた県知事選では基地反対派が再選されました。

そういうことでありますから、
沖縄タイムスやその記者は念願であったであろう、
まさに「多数派」となったわけです。

こうして「基地反対派」でもある彼らは、
自動的に「少数派」から「多数派」に転じました。
しかも仮の話ではなく実際にそうなったのでありますし、
現在進行形でもあるわけです。

さて、前回は「数の力」すなわち多数派である日本、
いや、ヤマトンチューの仕打ちによって虐げられた沖縄、
抑圧され続けるウチナンチューというようなことを、
沖縄タイムスの紙面上で主張されておりました。

この逆転劇で考えなければならないのは、
「多数派」の立場になった沖縄タイムスとその記者たちは、
「少数派」であるはずの「基地賛成派」へ、
いったいどのような待遇や配慮をしているのでしょうか…
ということです。

「数の力」によって抑圧され、
多数のヤマトンチューによって虐げられてきた、
マイノリティな「基地反対派」である彼らは、
いざ自分たちが「多数派」に転じた場合、
どのようなアクションを起こすのでしょうか。

抑圧され虐げられてきた「少数派」であるような、
そんな不遇な自分の経験体験を生かして、
「基地賛成派」たちへの特別な配慮や、
彼らに寄り添うような親身さや親密さを振舞うのでしょうか。

残念ながら一切そのようなことはありませんし、
それは現在も継続している状態です。
しかもそれが未来永劫続くのではないかと、
悲しくなってしまいます。

自分たちは「数の力」すなわち多数派によって虐げられ、
「抑圧された!不遇だ!不幸だ!」
と「多数派」を常々非難しているのに、
いざ自分たちが「数の力」という「武器」を入手すると、
「基地賛成」派に対しその武器を振り回しているのですから…

では、どのようなことが実際に行われているのか、
「基地反対派」が振り回す「武器」とは何なのか、
ということになります。

多数派ゆえに様々な「武器」があると思いますが、
自分は「基地反対派」が持つ二つの「武器」について、
特に沖縄タイムスやその記者といった、
マスメディアが行使する「武器」について、
自分なりに論じさせていただきます。

一つは「無視」で、もう一つは「演出」です。


長くなるので次回以降に続きます。



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