鬼ヅモ同好会第3支部・改「竹に雀」

鬼ヅモ同好会会員「めい」が気ままに旅して気ままにボヤきます。

兼六園・第1章

2012-10-28 | 公園・庭園

2 0 1 1 年 1 2 月 2 4 日 ( 土 )

午 前 7 時 5 5 分

特 別 名 勝 ・ 兼 六 園



金沢駅東口のバスプールから北鉄バスに乗り、兼六園下バス停で下車。
この日の朝、雪は降っていませんでしたが、前日までの積雪に幾度も足をとられそうになりました。



1年9か月ぶりの兼六園。
(いままで1年半と申しましたが、正しくは1年9か月でした)

この兼六園こそ、私が日本庭園にハマるきっかけとなった庭園なのです。
本来は城攻めの旅でありますが、ここだけは何時間かけてもいい!と考えていました。



この日は、石川県民なら無料で園内に入れるようでした。
・・・・・・千葉県民の私は、潔く入園料を支払いました。

入園料は、大人300円、小人100円。
私は、この後金沢城に登城する予定でしたので、兼六園との共通券(500円)を購入しました。



兼六園の北西側、桂坂入口から園内に入ります。


まずは常盤ヶ岡です。

兼六園・常盤ヶ岡

噴水がぽつんと1基。

兼六園・日本最古の噴水

地形上高いところにある霞ヶ池から水を引き、自然の水圧で噴き上がっていて、通常は3メートルほどの高さまで上がるようです。
金沢城内に設置されていた噴水の試作品であったとされ、日本最古の噴水とされます。

木々には、積もった雪で枝が折れるのを防ぐために雪釣りが施されています。


兼六園の二大泉水のひとつ瓢池ひさごいけ

兼六園・瓢池

瓢池付近はかつて「蓮池れんち庭」と呼ばれていました。
蓮池庭が拡張されて現在の兼六園が形成されました。

瓢池の中島に立つ海石塔
奥に見えるはみどり

兼六園・瓢池・海石塔

1年9か月前の春に訪れた時は、瓢池の中島に植わっているシダレザクラが満開でした。

兼六園・瓢池・シダレザクラ

この冬は雪月花で満開でした。

兼六園・瓢池・ナンテン

綿帽子をかぶる赤いナンテンの実がなんともイイ!

瓢池に臨む茶室。

兼六園・夕顔亭

園内で最も古い建物・夕顔亭
壁にひょうたん(夕顔の実)の透かしがあるので、この名があります。

兼六園・瓢池

まさに明鏡止水!


瓢池から開けたところへ。

兼六園・曲水

兼六園には、ところどころに曲水(小川)が流れています。

梅林にぽつんと停まる一隻の舟。

兼六園・舟之御亭

舟をかたどったあずまや・舟之御亭ふなのおちん
春に香る梅の見どころでもあります。


そして兼六園のメインエリア・霞ヶ池へ。

兼六園・霞ヶ池

空を映す霞ヶ池の水面は、ようように蒼くなっていくようでした。


「天気は雪」と報じていた金沢気象台の予報は見事に外れたようだな・・・フッ。

私はそう思いながら、軽い足取りで園内を回っていきました。





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