金沢駅東口のバスプールから北鉄バスに乗り、兼六園下バス停で下車。
この日の朝、雪は降っていませんでしたが、前日までの積雪に幾度も足をとられそうになりました。
1年9か月ぶりの兼六園。
(いままで1年半と申しましたが、正しくは1年9か月でした)
この兼六園こそ、私が日本庭園にハマるきっかけとなった庭園なのです。
本来は城攻めの旅でありますが、ここだけは何時間かけてもいい!と考えていました。
この日は、石川県民なら無料で園内に入れるようでした。
・・・・・・千葉県民の私は、潔く入園料を支払いました。
入園料は、大人300円、小人100円。
私は、この後金沢城に登城する予定でしたので、兼六園との共通券(500円)を購入しました。
兼六園の北西側、桂坂入口から園内に入ります。
まずは常盤ヶ岡です。
噴水がぽつんと1基。
地形上高いところにある霞ヶ池から水を引き、自然の水圧で噴き上がっていて、通常は3メートルほどの高さまで上がるようです。
金沢城内に設置されていた噴水の試作品であったとされ、日本最古の噴水とされます。
木々には、積もった雪で枝が折れるのを防ぐために雪釣りが施されています。
兼六園の二大泉水のひとつ、
瓢池付近はかつて「
蓮池庭が拡張されて現在の兼六園が形成されました。
瓢池の中島に立つ海石塔。
奥に見えるは
1年9か月前の春に訪れた時は、瓢池の中島に植わっているシダレザクラが満開でした。
この冬は雪月花で満開でした。
綿帽子をかぶる赤いナンテンの実がなんともイイ!
瓢池に臨む茶室。
園内で最も古い建物・夕顔亭。
壁にひょうたん(夕顔の実)の透かしがあるので、この名があります。
まさに明鏡止水!
瓢池から開けたところへ。
兼六園には、ところどころに曲水(小川)が流れています。
梅林にぽつんと停まる一隻の舟。
舟をかたどったあずまや・
春に香る梅の見どころでもあります。
そして兼六園のメインエリア・霞ヶ池へ。
空を映す霞ヶ池の水面は、ようように蒼くなっていくようでした。
「天気は雪」と報じていた金沢気象台の予報は見事に外れたようだな・・・フッ。
私はそう思いながら、軽い足取りで園内を回っていきました。
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