バリクパパン通信

刑期3年のインドネシア流罪(駐在)の奮闘記

クイズ。世界珍百景

2010年03月11日 | 日記
写真の建物はなんだか分かりますか?
普通のビルにしては窓が小さいです。





実はこれ、燕のためのビルディングです。
でも、燕の保護のためにビルディングを建てるわけじゃありません。
中に燕の巣を作らせて、収穫するための言わば「工場」です。
中には監視カメラがあって採りごろの巣が分かるようになっています。
らくちんな方法かと思いきや、結構最初の一羽を住まわせるのは難しい
らしく、そこにノウハウがあるのだとか。
でも、ビル建てても採算がとれるんだから、燕の巣、
さすが超高級食材だけのことはある。
もちろん、そんな超高級食材はここインドネシアには需要は
ありませんので輸出用です。経営も中国人だそうです。
朝、晩はおびただしい数の燕がこの周りをぴーぴーと飛び交います。
わずかな賃金で働いて、いいとこは全部、華僑、外国人
が持って行ってしまう、インドネシアの姿に重なって、
何となくもの悲しい光景です。

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