獏の伊賀生活

昨今益々政治の貧困を感じます。平和な日本や地球のことを最真剣に考え行動して欲しいです。私利私欲に走らないよう

夕刊フジのブログより 元暴力団長の転進

2006年01月26日 19時00分00秒 | 頑張る人・モノ


夕刊フジのブログで興味深い記事がありましたので紹介します。


2006.01.25 の記事より

元極道が教えるビジネス成功の極意

【ビジネス特報】
 tokuho20060117.jpg 「客が来ない」、「部下をうまく掌握できない」、「新規事業が暗礁に乗り上げた」―新年早々、悩みを抱えるビジネスマンも多いことだろう。(2006.1.17掲載)

 不景気風を飛ばしてくれる人物に出合った。極道から足を洗って、無一文から整体院を起こし、たった3年で年商15億円を達成した田井中整体院(京都府長岡京市)の田井中圭一会長(41)だ。ビジネス成功の極意10カ条を関西弁で喝破してもらった。

一、競争の少ない分野を狙え!
 田井中氏は、成功の秘訣を競争の少ないところで勝負したからだと自己分析している。もともと中医整体師の免許を持っていたことも幸いした。
 「これからの時代は癒やしの分野がいいと思うてました。でも、5、6年前はまだみんなが目を付けてなかったんですわ。商売の鉄則は需給がどうなっているかですねん。それにお金のない自分でもできる思って動きましてん」

二、落ちこんでいる余裕はない。動け!
 ビジネス上の実績がない田井中氏は、どうやって成功の鍵をつかんだのか?
 「医療関連機関を3カ月で1000軒回ったけど、どこも相手にしてくれなんだ。食べるにもことかいて、マヨネーズをごはんにかけてましたわ。逆に落ちこむ暇なんてありません」。断られても断られてもくじけずに動き回った結果、ある老人ホームが受け入れてくれた。当初、3カ月の間は無給だった。

三、勢いで行け!
 その後、温泉施設、ホームセンターなどに出店した「田井中整体院」は、快進撃を続けた。「ウチは1人100万円の売り上げをしますねん」。そう言い続けることで、自分自身も社員の士気も上がったという。

四、執着して引き際を見逃すな!
 経営者にとって退却の決断ほど難しいものはない。京都出身の田井中氏は、西陣や室町の呉服屋が、着物だけに執着して倒産したのを見てきた。「執着したり人に依存したらあかんぞ、言うてますねん。ぼくも整体に執着してませんわ。これはブームですし、今はもう参入者が増えて供給過剰ですから」。
 3年で62店舗を作ったのに、惜しげもなく40店舗を最近閉めたのである。代わりにレストランやナイトクラブの事業に進出している。

五、無借金経営でいけ!
 「前科があると金融機関から金を借りれへんのですわ。でも、あかん店はどんどん借金が増えていくんです。そやから成否を早く決めますねん」
 無借金経営で行かざるを得なかったことが、逆に成功要因になった。 

六、社員に言い訳を許すな!
 田井中氏の会社は、前科があろうが、元暴力団だろうが、多重債務者だろうが、やる気さえあれば16―70歳までの老若男女をだれでも受け入れる姿勢だ。そのかわり、成績の上がらない理由を過去のせいにはさせない。  「1度言い訳を許すと、意識レベルがどんどん落ちていくんですわ。季節要因も客の増減の理由にはさせまへん」

七、共通の夢を持たせろ!
 今の若者は10人中8人夢をもっていないという。だから経営者は夢を語り、その夢を社員に共有させるべき、というのが持論。「人間って夢を食べて生きる動物や思いますねん。だから自分が夢を言うたときに、みんなノってきます。たとえば、おれが世界に出るんやから、おまえも出られる言うんです。途方も無い大きな夢がいいんです。実際、世界平和が夢ですねん」。
 台湾、タイにも事業進出し、日本と同様、現地のやる気のある人間はだれでも雇っている。

八、責任の範囲を決め自由にやらせろ!
 極道は、自らの考えでしのぎをして、親分に金さえわたしておけばいい。サラリーマンも同じだ、という。部下に「なんでも好きなことやってこい。ケツはおれがふいてやる」と言える度量を持たなければいけない。

九、社員の私生活の相談に乗るな!
 私生活と仕事をごちゃまぜにする社員が多すぎる。「悩みいうのは心の闇ですわ。100人社員いれば100の悩みがある。そんなもん、相談されても解決でけへん。だから、管理職にはわずらわしいことにかかわるなって、いつも言うてますねん」。1日は24時間、できることには限りがある。

十、カリスマになれ!
 部下を掌握するのに最も大切なことはカリスマになることだ、という。「徹底的にあこがれさせるようにするんですわ。だから、いい車に乗るし、派手な服装もするし、ええ女もはべらすんです。ほな、ぼくもなりたいな、思います。それが力ですわ。だから社是に、『理事長をうやまう』いう項目があるんです。これがうちが伸びた一番の理由ですねん」。
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たいなか・けいいち 元暴力団組長・右翼団体会長。35歳で入った獄中で過ちに気づき、黒い人脈を清算。5万円を元手に整体院の経営者に。東洋医学の地位向上を目指すNPO法人新東洋医学士協会を設立、理事長でもある。昨年末に『本気になれば〈ボロ勝ちや〉』(すばる舎)を出版。スカイパーフェクTV301ch、サムライTVの「無敵ファクトリー」でも活躍中。



いつ自分に気付くかが問題です。
死ぬまで気付かない人もいます。
早く自分を取り戻し楽しく暮らしましょう。

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