山形市の平清水焼 七右衛門窯でのにわか陶芸家体験記です。
早い話、七右衛門の窯ではお金を払うと土を渡され、ろくろの上でコネコネしたものを窯で焼いてくれて、一ヶ月ぐらいすると宅配してくれるのです。
「俺はもしかすると凄い才能があるかもしれん。海原雄山の生まれ変わりとか言われたりして・・・ムフフ」(あ、雄山はまだ死んでないか)
などと思うのはいい加減にして、ろくろの上で自分の形が出来るというのは何とも言えない面白みがあるモノです。
その形がどうであれ、何か楽しい。
さて、何気に広い駐車場に車を止め、体験陶芸はこちらと書かれた看板に従い勝手に建物に侵入していきますと、50畳ほどもあるでしょうか。畳敷きの広間にろくろがたくさん並んでいます。ニセ雄山はフンフンと眺めの良いはじっこに陣取り親切なおばさんに「1㌔ね」などと注文すると「はい」と土が手渡されるのです。
ニセ雄山はそれを自分の望む形に造形していきます。
やってはいけないこと、気をつけなくてはいけないことなど注意を受けながら忠実に気をつけながら造形します。
やってはいけないこととは、「土の中に空気を閉じこめないこと」
これをしてしまうと、窯のの中で数千℃の火にさらされた時「バーン」と破裂して、まあ、自分の作ったモノが壊れるのは自業自得だが、周りにある他人様が作ったモノも壊してしまうという威力を持つらしいです。
「つぎはぎしないこと」 結局上記と同じような状況になるとのこと。 まあ、色々あったが、恐ろしかったのはこの2つぐらいかな。
価格は1㌔の土が1800円ぐらい。これで数個の茶碗が作れます。
今回は2人で2㌔。8つのモノが作れました。
平清水焼の特徴としては、土の中に鉄が混ざっていて、それが独特のぶつぶつした見た目と肌触りがあるという事みたいです。難しいことはわかりませんが、そんな感じに仕上がりました。味わい深いモノがあります。表面がガラスチックです。
時間は60~90分となっていますが、ニセ雄山は二時間ぐらい頑張りました。時間オーバーは何とも言われませんのでご安心を。
窓の外からはのどかな風景(というか、なにもない)が広がる。
若い人がけっこう多く来ていた。ココが一杯になると隣の建物にも同じような場所があるらしい。ごく近くにある芸術系大学生かな。
丁寧におばちゃんが教えてくれます。っていうか、教えて貰わないと何も出来ませんが。
慣れないとろくろは難しい。自分で回す方式なので余計難しい。ちまちまやっていると乾いてくるし。あっ、やってはいけないことにもう1つ。「水を付けてはいけない。」
理由は忘れましたが、ダメなのだそうです。つい付けたくなるんですが、致命的にダメとのこと。気をつけましょう。
さあさあ、これなんかはやってはいけないことの1つ「つぎはぎ」に近い状態です。が、実はこのコップ(?)はなかなか良い出来でした。
記念すべき第一作。やはり俺は陶芸家だったか。フン。・・・・
これ一個で30分も掛かっていた・・・
んでもって、1ヶ月後。完成写真がこちら。御猪口です。
(^^;) なんか、想像と違う・・・・。
今回作り上げた作品はこの写真の他に皿が一枚の合計8点。
クローバーの絵入り(^^;)
で、完成品は下記の通りです。形を作る所までは自分たちの仕事ですが、上薬・焼などは全部窯元の方がしてくれますので、この価格は安いと思います。
御猪口です。
1口ビールコップです。
つまみ入れです。構想としてはイカの塩辛をいれるつもり・・・
つまみ入れです。さきいか用。 あれ、お酒に関係するモノばかりですね。
ぐい飲みです。本当は湯飲みですね。でも、造形したモノより3割縮むとのことで、大きめに作らないといけないって言われたんでした。忘れてたか・・・
頑張って作り終えたらお買い物。たくさんの平清水焼があります。
是非、皆さんも体験してみてください。深い光沢・素朴な風合い。晩酌がさらに楽しくなるかも。
(結局そこか・・・)
平清水焼が有名な山形市平清水にてモミジを満喫いたしました。
そういえば夏に平清水焼に来まして皿・おちょこ・つまみ皿などを作りました。
行き止まりな道が邪魔をしているのかわかりませんが500メートルも登ると完全に山道になります。恐らく山形市から一番近い秘境という所でしょうか?
平清水焼の体験が気軽にできる「七右衛門窯」の隣にお寺さんがあり、紅葉が綺麗でした。
このカラーリングは疑いなく地元山形の山交バスですね。
宮崎駿監督の「おもひでぽろぽろ」に登場していたバスです。(たぶん)
製造は恐らく1969年。もう37年前です。(たぶん)
この頃自家用車などは圧倒的に数が少なく、バスが庶民の足だったのは間違いなく、
このバスもそれはそれは大活躍したことでしょう。恐らく走行距離は100万㌔越え。
もしかすると子供の頃私が乗ったことがあるバスかも知れません。
崩れゆくまでゆっくり休んで欲しいと思います。(人間様より長生きするであろう)
~草ヒロ~ノスタルジックを感じてVOL2~ライトコーチ~です。
年式は恐らく1968~1970年ぐらいだと思われます。プリンスのロゴもまだまだ立派です。なかなかレアではないでしょうか。ブルーの塗装はもしかするとオリジナルのまま残っているのかも知れません。何たってあまり自信がありませんので調べてみたいとは思います。このタイプは子供の頃に見たような気がします。
このあとライトコーチは姿を消していくのですね。このライトコーチは特装車で、多分ですが移動販売車だと思います。違うかな・・・
畑の荷物置き場になってから久しいらしい。窓枠にはコケがこんもり。
何となくシルビアを彷彿させる面構えです。
初代カリーナもそうだったけれども、鉄メッキのバンパーは美しい。何十年という月日を物ともせず、燦然と輝いている。
今、鉄のバンパーなんて作ったら「殺人マシーン」とか言われたりして。
本日の馬見ヶ崎川は夜の風景を撮ってみました。
二口橋方面を馬見ヶ崎の河原からです。遠くの山に紅葉も写っていました。
暗くなってからの撮影は久しぶりです。
シャッターはバルブギリギリの30秒。もちろん三脚使用して、レリーズを使いました。が、
重い三脚のくせにやっぱりぶれました(>_<)
やっぱりというのはレリーズ使っても、シャッターを切る時に『パシャッ』というと『ブるっっ』って。ミラーアップをするべきなのでしょうが、キヤノン機は全体的にミラーアップの手順が複雑で使う気になれないのです。何はともあれ夜景撮影時は細心の注意が必要ですね・・
さて。 『草ヒロ』 とは聞き慣れない言葉とは思いますが、一部マニアにはたまらない?・・・言葉です。。
簡単に言うと『畑・田んぼ・林・荒廃地等』に『色々な理由』によって『放置・物置・小屋・廃棄等』されている昔の車。それを『草ヒロ(草むらの中のヒーロー)』というのです。状況はどうであれ車の現状としては間違いなく放置してある車です。
この愛しい車達を見てどう感じるか? それはすべて個人の感性にかかっています。「愛しい車達」と問いかけ時点で怪しい言葉が入っていますが・・・
「単なる物置」と感じる人はこのページを見ても不快感を覚えること間違いなしデス。
理解出来ないけれども読んでみようか・・・と思われた方は・・・『素晴らしい!!』
廃車の気持ちになって一緒に頑張りましょう。(なにを?)
偶然にも私と同じ気持ちでこのブログをご覧になった方。お互い頑張りましょう(^^;)
そんな草ヒロ第1弾は TOYOTA カリーナ初代 です。(TA12セダン)
恐らく1972年型1600ST仕様だと思われます。リヤエンブレムはデラックスなのですが、砲弾型サイドミラー、リヤガラス熱線が付いており、仕様としてはSTなのです。
カリーナは1970年12月デビューです。発売当時はリヤのストップランプ部はレッド一色で、マイナーチェンジ後にウィンカー部が橙色になりました。
当時のトヨタ店セールスマンはこの縦目の評判の悪さに翻弄させられたとさ。
ほんでもって数年後、横目になってからはセールスが好調。
マジェスタも縦目でいきなり失速したし、縦目はTOYOTAの鬼門なんですね。
雪がちらつくなか、まだまだ草木がへばりついています。このコンディションは周りの状況から考えると驚異的だと思います。
縦目のアップ。 やはりこのコンディションは驚異的。夏は草ボーボー。冬は雪2メーターなのに・・バンパーはピカピカしています。屋根はへこんでるけどね。
今回、数台の草ヒロを取材しました。昔の物を眺めてノスタルジックに感慨する。
なんか日本語がおかしい気もするけど良い時間です。よね。
古屋敷村の分校に行ってみました。もちろん、今は廃校になっています。
建築されたのが昭和29年のようです。あと5年もすれば崩れそうな感じです・・・
この村の子供達が元気で通っていたであろう校門。
ここまで子供も、人もいなくなったんだと実感する。
門柱。古屋敷村に学校が存在していたという証。
校舎を取り囲む山・森・草むら。校舎の材料も木。こうやって写真を見ると廃校が自然に朽ち果てるのだって何ら不自然ではない。人も死んだら海・土・川に還って行くのは至って自然なことだ。
門柱の裏書き。
校庭には材木業者のおがくずと壊れた機械、材木が置かれていた・・・
毎年訪れ、この村がどうなるか見ていきたいと思う。
、
今年は暖冬との噂ですが、どうでしょうか? カマキリの卵の位置を確認しなくてはいけませんね。
月山も写真の通り積もってきています。月山の積雪は15メートルから20メートルらしいのですが、なるほどそれでは冬にスキーが出来ないわけです。
反対の方をみると蔵王が見えます。山形市は本当に盆地です。空気が澄んでいる今の季節は実感します。
この時期は大気が澄んでいて遠くまで綺麗に見渡す事が出来、大変気持ちの良い時期です。上山市弁天からは蔵王坊平が一望出来、スキーリフトまでもはっきりみることが出来ます。写真の雲が立ちこめている辺りが『おかま』ですね。うっふん。