ネットワークで販売しているオゾン発生器の説明会や販売員、又は、会社従業員から、オゾン発生器の使い方を聞くと、こんな使い方をするのか?とびっくりすることがある。
それは次の様に粘膜にオゾンのエアを当てる指導である。
風邪を引いたら、口の中やのどにエアを当てましょう。
怪我をしたらエアを当てましょう。
白内障や、緑内障の人は目に当てましょう。
花粉症では鼻の中にエアをあてると症状が楽になります。
耳なりがした時に、耳にエアをあてましょう。
痔の人は肛門に当てましょう。
もっとすごい事は、
膣炎の人が膣にホースを挿入して良くなったケースがあります。
オゾンの出口濃度は、一般的に平均4ppm以上ある。
スイッチの切り替えのあるものは、これを上下するかもしれないが、おおよそこの近辺の数値である。
これは、水を通して使用しなければ危険な数値である。
一般的に、短時間曝露の許容値が0.3ppmである。
そして、この許容地濃度を超えた場合、オゾンの毒性が人体に影響を及ぼす。
頭痛、めまい、胸部痛、咳、気道の乾きに始まり、肺水腫を起こす可能性もある。
現在のオゾン濃度のガイドラインの値は0.1ppm以下であるが、将来は0.05ppm以下と強化される事が予想されている。それほどに、オゾンの濃度は危険があるということだ。
そして、過去何回も記述して来た様に、ネットワークを通してオゾン発生器を購入する人は、年配の女性が多い。
これら年配の女性は
説明を聞いても覚えていない。
マニュアルを読まない。
スポット的にしか覚えていない事を自己判断で実行してしまう。
こういった傾向がものすごく強い。
直接粘膜に出口濃度4ppmのオゾンを当て、しかも、一時的に調子がいいからと、長時間当ててしまう事も実際あるのだ。
又、のどの痛み、風邪の時には口の中にという指導そのままに、深呼吸をしているケースさえある。
又、耳にホースを近づけ過ぎて、鼓膜や外耳を傷めてしまうケースもある。
花粉症の為に鼻水を止めたいと、鼻にホースを入れれば、必然的にオゾンを吸い込む形になる。
こういった危険性があるにもかかわらず、こうして治った人が沢山いるといった、ずさんな指導方法をしているケースが非常に多い。
1台でも、その効果を信じてくれて、売れればいいというだけの業者のこれらの言葉を信じてはいけない
人体に危険が及ぶという事を認識して欲しい。