オゾン発生器 ネットワーク販売

「ネットワーク」実際はねずみ講です。ネットワークで売られている高額商品「オゾン発生器」その販売の実態を検証します。

オゾン発生器 ゴキブリ・ダニがいなくなるという説明

2007-01-21 13:57:01 | Weblog

ネットワークで売られているオゾン発生器の販売説明では、オゾンを室内に放出しておくと、ゴキブリやダニがいなくなると言う。

オゾンの持つマイナスイオン効果を嫌って、ゴキブリやダニが逃げ出すという説明をされる。

しかし、実際に、オゾン発生器を常時使っている家庭に行ってみると、台所の隅っこに小さな黒いプラスチックのゴキブリ撃退薬剤(ゴキブリ団子の様なもの)が置いてあったりする。

又、ゴキブリスプレーが置いてあるのも目撃もした。

つまり、常時、オゾンをかけていたとしても、販売説明の時の様に、ゴキブリやダニがいなくなることはなく、それらのゴキブリ撃退薬剤によっていなくなっているという可能性の方が高いと言える。
実際に、それを置いてあるという事自体からしてみても、ゴキブリは出没しているから置いてあるのだろう。

布団にオゾンをかけると、ダニもいなくなって、布団が爽快になって寝る事が出来ますと説明をされる。

布団の中に枕を立てて、その隙間に、オゾンのエアをかけるホース、直径1cm程度の太さのホースを差し込みエアをかけるのだそうだ。

確かにダニは湿気の無い状態では少なくなると言えるだろう。

しかしその細さから出されるエアの放出量で、布団の間に枕を立てただけの状態での使用で、布団の湿気が取れ、ダニがいなくなるかどうかは疑問がある。

どちらにしても、また、色々な説明にしても、この手の会社にはデータが無い。
最初にダニが何匹いて、オゾンをかけたら何匹になったといった様なデータは全く皆無である。

有名家電メーカーの布団乾燥機などのパンフレットでは、実験する職員により、写真付きでそういったデータがきちんと表示されていたりする。

しかし、ネットワークで販売されているオゾン発生器での、ダニやゴキブリに関しては、データも何も無い。
ゴキブリ撃退薬剤や、ゴキブリスプレーが置いてあって、実際にそれを使用しているのを見ると、単に売って自分が利益を得たいから、会社側で説明するそのままの言葉を使用していると見ることもできる。

この様に、ネットワークで売られているオゾン発生器には、利益を得たい為だけの説明が非常に多い。
それを見抜く事も、大事な自分の資産(貯金・金)を守る為には必要である。