オゾン発生器 ネットワーク販売

「ネットワーク」実際はねずみ講です。ネットワークで売られている高額商品「オゾン発生器」その販売の実態を検証します。

オゾン発生器 オゾン医療との違い

2007-01-18 11:55:46 | Weblog
ネットワークで売っているオゾン発生器の販売者は、よくオゾン医療を引き合いに出す。
オゾン医療とは、一度自分の血液を何百ccか取り出した後、医療用のオゾンをその血液にかけた後に、また、輸血の様に自分の血管に戻す医療方法である。

透析を考えてもらうとよくわかると思う。

また、たとえば椎間板ヘルニアなど痛みのある部分に、オゾン気体を注射で注入する医療行為である。

ここで使っているオゾンは、医療用の純粋なオゾンであり、医師が行っている医療行為である。
そのオゾン医療の文献を読むと、糖尿病で壊疽を起こした患者が治癒した経緯や、激しく火傷を起こした患者が治癒した経緯などが写真と共に載せられいる。

ただし、現在の医療と同じ様に、治る場合、治らない場合の率も載せられており、必ずしも全部に有効ではなく、他の医療と同じ、そのオゾン医療の有効性の研究を継続している最中である事も記載されている。

しかしながら、ネットワークの販売者は、この医療行為を引き合いに出し、オゾンはこれだけの病気を治癒させると謳う。

しかし、そのオゾン医療でのオゾンと、ネットワークで売られている家庭用オゾン発生器では、その濃度や純度などが全く違うものである事を知って欲しい。

また、血液を洗うという行為や、オゾンを注入するという行為をするから、病気治癒に結びついているという可能性があるということで、家庭用オゾン発生器で、オゾン水を作って飲用し、オゾン風呂に入り、オゾン浴をしたからと言って、そのような糖尿病の壊疽や、火傷、婦人病、胃腸病、など、そこに記載されている様々な病気の治癒に結びつくという事は無い事を知って欲しい。

あくまでこういう医療行為で使われているというだけであって、それが、これを使えば同じ様な効果が得られるといった様な勘違いをさせる様な言動には決して乗らないで欲しい。