オゾン発生器 ネットワーク販売

「ネットワーク」実際はねずみ講です。ネットワークで売られている高額商品「オゾン発生器」その販売の実態を検証します。

オゾン発生器 穴のあくクロス

2007-01-15 16:50:00 | Weblog
ネットワークで売られているオゾン発生器は通常、水を張ったガラス瓶に接続してブクブクさせる。
その時に、ほこりが入らないようにクロス類や、レース、ガーゼなどを覆いとしてかぶせるが、このクロス類が1ヶ月も経たないうちに、ボロボロに穴があいてしまうのである。
要するに、下からブクブクオゾンを発生させたものが、泡となってはじけてクロスに触って、それが次第に酸化して繊維が溶けていくのである。

業者が言うには、水を通した場合のオゾン濃度は、1/1000程度になると言うが、丈夫なレースの布が1ヶ月でボロボロになるのだから、実際に立ち上っているオゾン濃度はそんなものではないであろうと推測できる。

実際に、そばに置いてある写真なども、酸化して色が抜け落ち、明治ものの写真?という程度に薄れてしまうのが現実である。

家庭用として作られているから危険の無い濃度に設定されていると業者は言うが、実際、このクロスに穴があく事や、写真類の色あせなどを見ると、常時、オゾンを部屋の中に放出した場合、そうとうな量のオゾンを被爆する事になる。

その瞬間瞬間では、たいした量ではないかもしれないが、長期間の暴露では、人体への影響も出てくる可能性が高い。

特に、気管支の弱い人や、皮膚の弱い人などは、オゾン発生器をそばに置いての生活は注意を要した方が良い。

必ずしも安全とはいえない物質であり、公的機関でも、その濃度などの使用量に関して、きちんと定められていないものだという事を知っておいた方が良い。