Miyuki Museumブログ

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Miyuki Museumのひとりごと

真夏のオリオン

2009-06-29 | 映画・ドラマ・アニメ
(Mon)
映画鑑賞に付き合って「真夏のオリオン」を観ましたshipsymbol3

ちょっとした感想を。
これから鑑賞予定の方にはネタバレになってしまうといけないので
お気をつけくださいませ。



戦争映画なので悲しい気持ちになったり
緊迫感でドキドキしてしまうシーンは幾度とあるのだけれど
絶望的な終わり方ではなかったのでホッとしましたsymbol6

「真夏のオリオン」それはシズコさんが書いた楽譜のタイトル。
冬の星座のオリオンが夏の夜空に見るコトができると
それは船人たちにとって吉兆となる、と伝えられているそうな。

アメリカ元軍人の遺品から見つかった、日本人の署名がある一枚の楽譜の用紙から
ストーリーが展開されていってnote


米駆逐艦と日本の潜水艦「イ-77」との緊迫した戦い。
玉木宏さんが倉本艦長役でした。
倉本艦長が作戦を練り、乗員に指令を出し、励まし。

潜水艦に積まれている回天。
乗員を一人も回天で出撃させようとはせず、命を「もったいない」と表現し
命の尊さを乗員に語ってた様子がよかったですclover
「メシにしよう」ってセリフなんかもitem6

倉本艦長が
「僕も音楽を志してたときがあってね。
 将来はオーケストラの指揮者になりたいと思ってたんだ。
 冗談だよッ☆」って言うセリフがあって
コレってギャグ!?って思ったりase2
玉木さんが以前、ドラマ「のだめカンタービレ」で
指揮者役だったコトを思い出して^^*

艦内で乗員の食事を作ってた人の中に、芸人の鈴木さん(ドランクドラゴン)がいて
イイ味、出してるって感じました^^*

艦内で摂る食事時の食器…
シズコさんが畑で採ってたトマトの赤色…
艦内に響くハーモニカの音色…
切ないモールス信号の金属音…それらを観て、聴いてて
「生きる」って意味を考えてました。

終盤、海上で倉本艦長と米駆逐艦の艦長との敬礼する姿には
ウルウルきました。

俳優さん皆、体当たりの演技をされてると感じました☆
イイ映画でした。



映画鑑賞後、KFC店へ。
その時の順番待ちカードが「77番」。
潜水艦「イ-77」と偶然に同じ数字だったので記念にパチリase2



********************
戦争映画を観る度に感じるコトは
そこに忘れてはならない真実があって
争いにはもう関わらないでほしいと願う気持ち。

映画の中で倉本艦長は絵描きになりたかった、とも語ってるシーンがあって。
皆、戦いじゃないなんらかの夢を持っていたはず。
夢を実現するための努力もできないまま
人生を終わらせないといけないなんて…って無念な気持ちでいっぱいに。
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