また…近いうちに…

ひとりごと…覚え書き…。不定期で 呟いていこうと思います。

お姑さんとのお別れ。

2016-03-01 08:58:57 | 日記
私は再婚しているので、お姑さんも、2人と出会っているのですが。

タイプは、ほとんど真逆といってもいいほど、性格が違います。

でも、私は可愛がってもらえて、幸せな嫁でしたねぇ…。

離婚後も、泊まりに来てくれたり、心配なことがあると、電話をくれたり、明るく行動的なお姑さん。
でも、離婚してしまったから、元夫が再婚後は 会いに行くのも お互いに気が引けて。
数年前に、訃報が…。
こんな時って 伺うわけにもいかなくて。息子と連名で心ばかりを…。

嫁でいたくてね。
離婚をなかなか切り出せなかったことまで、分かってくれていて。
言い出しやすく 気配りまでしてくれた なかなか できないことをしてくれた、お姑さんでした。


再婚して、出会えたお姑さんは、我慢強くて、無口だけれど、やっぱり優しいお姑さん。どちらかというと、亡くなった養母と似ていてね…。
年齢も同じだから、重ね合わせてみていた部分もあったと 思います。


私は次男の嫁ということもあって、行くと、ちょっとお客さん扱いなのかな? 私達が食事をしないと、おかあさんは、食べることができない しきたりみたいなものがあって。

食後も片付けを手伝うと、おばあさんに、おかあさんや、兄嫁が叱られてしまうし。

たまには、息抜きに、と 兄夫婦は、遊びにも来れたけど、おかあさんは車酔いが酷いから、外出も苦手で。

そんなおかあさんが、1番笑顔を見せてくれたのは、三女と接する時!


にこにこ、笑顔は多いけど、おかあさんとタイプが似て、やっぱり言葉が少ない三女は、おかあさんにとって、なにか 特に惹かれるものがあったのかな?

三女も一緒に行くと、とても嬉しそうで、にこにこ、にこにこ。
追いかけっこをしたり、話しかけてくれたり。

やんちゃな? 長女と、おしゃべりな長男という、人懐っこい上の2人。

無口な上に人見知りが強くて、私の陰にピタリと、隠れがちな次女…。ほんと、4人それぞれのキャラクター。

ストレスが溜まりすぎると、夫の実家に行って、田んぼや畑を見て歩き、子供達と虫取りをするのが、なによりのストレス発散という私…。

夫はおばあさんにとても可愛がられていたので、高齢のおばあさんのことを心配していたこともあって、当時は、毎月、時には隔週で帰ってましたもんねぇ。

そのお姑さんが、まさかの、急逝。

救急車で運ばれ、手は尽くしていただいたけれど、私達が駆けつける間もなく…永遠のお別れになってしまいました…。

あまりにも突然の知らせに、対面するまでは、ちょっと実感に乏しかったけれど。

嫁の真似事、介護の真似事もさせて貰えないでしまって。
とっても、寂しいです。

でも、なんだか、おかあさんらしいかな……。

穏やかで優しい表情で、眠っているようなお顔でした。

どうもありがとうございました。

好物を聞いてもなかなか答えてくれなくて、やっと、おとうさんに教えてもらってからは、大好きだという炭酸飲料を買って行ってたけど。
こんな寒い日ではねぇ…。

さまざまな思い出は、どれも、いい思い出ばかり。淡い関係の嫁と姑は、ほわほわと…。
おかあさんご自身は お姑さんがとってもきつかったから、ご苦労されていたのに、私達には、一切、ぶつけてこなかったです。
人に優しくできる人が、本当に強い人だと、聞くけれど、おかあさんの生き方を見てると 本当にそう思いますし、常に見えない努力を、し続けるというのは、並大抵のことではないなぁ、と、思います…。

とても、私には真似なんてできそうもないけれど、感謝と共に、ずっと覚えておこうと思います…。

あなたにしか、果たせなかった 大いなる役割、あなたからしか 受け取れなかった 大いなる恵み…。
ありがとうございました。