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旅、酒、音楽、料理、写真も・・・

静かに酒を飲みながら、ジャンルを問わずに古今東西の音楽について語りたいものです。ついでに料理と写真についても…。

静岡県の酒 「磯自慢」 を飲んだ

2012年09月18日 | 

「磯自慢」は静岡県焼津市の造り酒屋、
磯自慢株式会社の酒。

親戚の法事に参列するため静岡に行った折、
法事も無事済んでお浄めの席で飲んだ酒が
“磯自慢”だったが、偶然、妻の妹夫婦から
土産にと渡されたのが“磯自慢”。

醸造元からのメッセージが1升瓶の裏のラベルに
書いてあるが、それによると・・・・、
原料の米は特A地区産山田錦を60%まで精白し、
南アルプス・間ノ岳を源泉とする名水大井川の
伏流水を使い(中略)自家培養の優良な酵母を
使って丹精を込めて手作りした(後略)、とある。

また、この酒はできる限り冷やして飲んでくれ
とも書いてあり、言われるように冷やして飲んだ
ところ、これが実に旨く、酒に対して厳しい評価
を下す私としては珍しく☆☆☆☆☆を付けた。
(満点は☆5つ)。

ベルギーのビール 「Leffe Blond」 を飲んだ

2012年09月16日 | 

数年前、ベルギーの知人宅に2週間滞在した際、
昼食には必ずビールを飲んだものだ。

1000種類以上もあると言われるベルギーの
ビールであるが、同時にそんなにたくさんの
ブランドを飲めるわけではないので、
試に、いろいろとに異なるブランドのビールを
飲んでいるうちに、一番気に入ったブランドは、
いわゆる修道院ビール「Leffe Blond」と決まった。

ベルギーのレストランやカフェの席に座り、
店の人に向かって「Leffe Blond」と言って
注文すると、ちゃんと言葉が通じたので
嬉しかったことを覚えている。
今から思えば、「Leffe Blond」の単語くらい
通じるのは当たり前だけれど、英語圏でカタカナ
発音の英語をしゃべると通じないことが多い。

写真の「Leffe Blond」は、最近あるスーパーで
売っているの見て買ってきたものである。

新潟県の酒 「〆張鶴」を飲んだ

2012年09月03日 | 

「〆張鶴」(しめはりつる)は新潟県村上市の造り酒屋、
宮尾酒造株式会社の酒。

原材料は、米(国産)、米こうじ(国産米)、
醸造アルコールの“本醸造酒”とラベルに
書いてある。
またそのほか、精米歩合 こうじ米55%、
掛米60%、アルコール度数15度とも書いてある。

どの酒でも同じことが言えるが、酒にはランクがあり、
上は大吟醸、吟醸から始まり、下は本醸造のようだ。

写真の酒は本醸造であり、さらに、「月」のラベルが
貼ってある。

天麩羅定食のランクの呼び名を上中下と言う代わりに
松竹梅とする店があるが、この造り酒屋の酒には
「月」、「雪」とランク付けした本醸造酒がある。

酒の価格から推定すると、「雪」が上等、「月」が中程度
のようだ。

ベルギーのビール “CHIMAY(シメイ)”を飲んだ

2012年09月02日 | 

ベルギーのビール SHIMAY は、いわゆるトラピストビール
すなわち、修道院のビールとして知られている。

原材料は大麦麦芽、小麦麦芽、ホップ、糖類。
アルコール度数は9.0%だから、日本のビールのアルコール
度数5.5%に比べると1.6倍程度高い。

ビール瓶に貼られたラベルにには、賞味適温は10~12℃
と書いてある。

私が2007年6月にベルギーに旅行した時にこのビールを
飲んだが、その時の感想は、ベルギーのビールは個性があり、
味も様々なこと、冷やし過ぎたビールは出てこなかったこと
を覚えている。

このビールを買ったのは横浜高島屋のお酒売り場だが、
電鉄系のスーパーの棚にもSHIMAYが置いてあるのを
見たので、かなり大量に日本に輸入されているようだ。

わが国でも個性のあるビールの生産を希望したい。

新潟県魚沼市の酒 「緑川」 を飲んだ

2012年08月28日 | 

「緑川」は新潟県魚沼市の造り酒屋、緑川酒造株式会社の酒。

お盆に里帰りした際に親戚からお土産にもらった。

この酒を見て気に入ったことは、
第一に、ラベルがシンプルですっきりしていること、
第二に、普通は1升瓶の首の下にラベルが貼ってあるが、
これにはないこと。

醸造元からのメッセージは、
「深い味わいに上品な香りがからむ」
「端麗な中にもうまみをさらに残した、
 たいへん飲みやすい酒です」とある。

原材料は、国産の米と国産米の米こうじ。
精米歩合は60%、アルコール度数は15.5度。

緑色をした1升瓶はいかにも美味しそうに感じる。

私の評価は、☆☆☆☆☆(満点は☆5つ)

秋田県の酒 「福小町」 を飲んだ

2012年08月20日 | 

「福小町」は秋田県湯沢市のナショナル物産株式会社の酒。

ラベルには製造場所在地および名称として、
秋田県湯沢市、秋田木村酒造工場と併記してある。

横浜高島屋の酒売り場で醸造元が出張販売していたのを
通りがかりに見て買った。

創業 元和元年 “ 秋田 木村 ”とも書いてあるから、
かなり古い酒蔵なのだろう。

元和元年と聞いてもぴんと来ないので
調べると西暦1615年のことだ。
その年、元和元年には大坂夏の陣があり、
秀頼と淀君が自害したとは1977年(昭和52年)に
購入した愛用の「日本史年表」に書いてある。

35年前に購入した「日本史年表」はそろそろ
最新版を買わなくてはと思っている。

私の評価は、☆☆☆☆(満点は☆5つ)


神戸市東灘区の酒 「剣菱」を飲んだ

2012年08月07日 | 

「剣菱」は兵庫県神戸市東灘区の造り酒屋、
剣菱酒造株式会社の酒。

酒質は濃厚、アルコール分16.0度、国産の米と
国産米の米麹と醸造アルコールを使用し、米本来の
豊醇な旨みを味わうために過剰な濾過を行ってない。
そのため、やや黄金色をした酒になっている、
とラベルに印刷してある。

ひところ日本酒の味が落ちたと言われた時代に、
「剣菱」だけは美味い酒との評価を得ていた。

いまでは小さな造り酒屋が美味い酒を造っているので、
剣菱だけが美味い酒ではなくなったが、いま飲んでみて、
ある程度の水準を保っている酒だと感じた。


私の評価は、☆☆☆(満点は☆5つ)


広島県の酒 「純米吟醸酒 賀茂鶴」を飲んだ

2012年08月01日 | 

「賀茂鶴」は広島県東広島市西条の造り酒屋、
賀茂鶴酒造株式会社の酒。

全国的名を知られる「賀茂鶴」は、
東京に営業所を持つそうで、
その東京の営業所の担当者が横浜高島屋の
お酒売り場で試飲販売をやっていた。

その担当者の話では、醸造用アルコールを
入れた酒のほうが口当たりが柔らかくて
飲みやすく、純米酒は少々くどい味わいで
最初の数杯はうまく感じるが、その後は
醸造用アルコールが入った酒を飲むことに
しているとか。

この酒は極上の味で美味しかったけれど、
1升瓶の値段が3,750円もするので
美味しく感じるのは当たり前か。
私の評価は、☆☆☆☆☆(満点は☆5つ)

広島県の酒 「賀茂鶴 一滴入魂」を飲んだ

2012年07月26日 | 

「賀茂鶴 一滴入魂」は広島県東広島市西条の造り酒屋、
賀茂鶴酒造株式会社の酒。

夏の高校野球の季節がやってきた。

ピッチャーが力を込めて投げる様子を“一球入魂”
と表現するが、それをもじって“一滴入魂”とは
よくも名付けたものだ。

アルコール分は15度以上16度未満。
原材料は国産米、国産米麹、で精米歩合は60%、
日本酒度は+3。仕込水は賀茂山系伏流井水。

醸造元のメッセージは・・・・、
収穫されたばかりの酒米を吟味、丹念に磨き、
寒中じっくりと伏流井水で仕込みました。
酒米の旨みを生かした、ふくよかな香りの純米吟醸酒です。

飲んでみた印象は“極上”の言葉に尽きる。
私の評価は、☆☆☆☆☆(満点は☆5つ)

広島県の酒 「西條鶴」を飲んだ

2012年07月02日 | 

「西條鶴」は広島県東広島市西条本町の造り酒屋、
西條鶴醸造株式会社の酒。

お酒の話とは離れるが、市町村合併によって新しく生まれた
町の名についていつも気になることがある。
たとえば、東広島市ではない、もっと良い名前がなかったのか?

一升瓶には、「西條鶴 大地の風」と書かれたラベルがある。
「大地の風」とはなんと良いキャッチコピーではないか。
マーラー作曲の「大地の歌」を思い起こす。

原材料は、米・米麹(広島産酒造米)、精米歩合は68%。
アルコール分15.0度以上16.0度未満。

一升瓶の裏のラベルにこの酒の特徴として・・・、
“酒は大地の恵み。西条盆地の土と風に育まれた酒”
と書いてある。

この造り酒屋のご主人はロマンチストで詩人ですね。
私の評価は、☆☆☆☆(満点は☆5つ)

新潟県長岡市の酒 「雪紅梅」(せっこうばい)を飲んだ

2012年06月22日 | 

「雪紅梅」は新潟県長岡市の造り酒屋、長谷川酒造株式会社の酒。

百貨店の地下食品売り場でしばしば見かける実演販売。
横浜高島屋でも全国の造り酒屋が出張してきて自慢の酒を
試飲付きで販売する。

車で買い物に行くことが多いので試飲するわけにはいかないが、
価格を見て、これなら美味いだろと思って買った。

ちなみに、「雪紅梅」特別純米酒の価格は1升2,730円だった。

酒に限らず、また、食品に限らず、商品を作った人たちは、
自分たちの商品を自信を持って世に送り出していることだろう。

日本経済の空洞化が心配され、また、電力不足もあって
生産拠点の海外移転が進んでいるが、日本酒ばかりは
東南アジアの工場で作るわけにはいかないだろう。

私の評価は、☆☆☆☆(満点は☆5つ)


静岡県・掛川市の酒 “葵天下” を飲んだ

2012年06月08日 | 

「葵天下」は静岡県掛川市の造り酒屋、山中酒造合資会社の酒。

“静岡県産米ほまれふじ使用”と書いてあるラベルが貼ってある。

この1升瓶の裏のラベルには“ほまれふじ”について
詳しい説明が書いてある。

すなわち・・・・、
8年の歳月をかけ、静岡県農林技術研究所が酒米の王「山田錦」を
品種改良。
1/10万粒からできた、静岡県オリジナル酒造好適米「誉富士」を
100%使用した誉富士特別純米酒。
香り高く味わい深い純米酒に仕立て上げました。

原材料名:米・米こうじ  アルコール度:15度以上16度未満
原料米品種:静岡県産誉富士100% 仕込水:赤石山系小笠山伏流水
精米歩合:55%  日本酒度:+1.5  酸度:1.7
杜氏:蔵元杜氏  使用酵母:花酵母
私の評価は、☆☆☆☆(満点は☆5つ)

山形県東置賜郡川西町の酒 “樽平”を飲んだ

2012年04月23日 | 

「樽平」は山形県東置賜郡川西町の造り酒屋、
樽平酒造株式会社の酒。

1升瓶の表に貼られたラベルには、
“酒の酒” 銀、特別純米酒 辛口 樽酒+3
と書いてある。
銀であるなら金があるのだろう。

+3の意味を解説したラベルが1升瓶の裏に貼ってある。
すなわち、「プラスの数字が多いほど辛くなる」

「樽平」の名前の由来は、山形県の方言で酒に気持ち良く
酔った状態のことを「たるへい」と言ったことから命名したそうだ。

使用した米は山形県産のササニシキ100%で精米歩合は60%
醸造元はこの酒は常温で飲むよう勧めている。

私の評価は、☆☆☆☆(満点は☆5つ)

広島県の酒 「酔心」 を飲んだ

2012年04月02日 | 

「酔心」は広島県三原市の造り酒屋、株式会社酔心山根本店の酒。

「酔心」といえば画家・横山大観が好んで飲んだ酒として有名だ。
大観はご飯の代わりにお酒を飲んだという伝説もある。

「酔心」のラベルにも“横山大観が好みし広島の酒”と書いてある。
この酒は、純米吟醸酒【酔心稲穂】のブランドで売っている。

醸造元のメッセージは・・・、
酒の旨味を一つ一つ追求していくと、最後に水に突き当たる。
(中略)ブナの原生林を抱く山麓に硬度14度の軟水を得る。
60%にまで磨き上げた白米を合わせて丹念に醸しだすと、(中略)
「軟水の女酒」と繊細な味を称賛される酒「酔心」(後略)

この酒の仕込水は広島県中央部の鷹ノ巣山山麓の伏流水を使っている。
米は国産、米こうじも国産米、精米歩合は60%。
アルコール分は15度以上16度未満
日本酒度は+2.5 酸度は1.6

私の評価は、☆☆☆☆☆(満点は☆5つ)


宮城県の酒 「浦霞」を飲んだ

2012年03月25日 | 

「浦霞」は宮城県塩釜市の造り酒屋、株式会社佐浦の酒。

ラベルには・・・・、
“塩竈の浦の松風霞むなり八十島かけて春や立つらん”

東日本大震災で被災した塩釜の造り酒屋の被害は
どの程度だったのか?

“浦霞”は思い出の酒である。
サラリーマン時代、数寄屋橋のソニービルの裏の料理屋では
“浦霞禅”なる酒を竹筒で客に出していた。

世の中にこんなうまい酒があるものかと思ったが、
“浦霞禅”は非常に高価だった。

米(国産)、米こうじ(国産米)
15度以上16度未満
精米歩合は65%

私の評価は、☆☆☆☆☆(満点は☆5つ)